恋愛関係にあった二人が
別れる理由は様々で
周りは簡単に理解できないものです。
悲しいお別れの時、
さよならの仕方によっては
いつまでも気持ちを
残してしまうことがあるようです。
別れを認めたくない側にとっては
よほど切り替え上手でない限り
多少の未練が残るのは当然で、
数日、数ヶ月、数年
ひきずってしまうこともあります。
忘れられずに
4年、という方もいらっしゃいました。
恋愛に限らず、人は長い年月をかけても
なにかしら癒し切れないものを抱えて
年を重ねながら頑張っているものです。
きっかけはなんとなしに
お互いの違いや未来の話をしていた二人。
ちょっとしたすれ違い、いつものこと
（だと思っていた）
「じゃあ、無理かもね」
「そうだね、じゃあ別れよ」
すらすらと話が進んでしまって
本当に別れることになってしまった。
切り出したほうは
はじめから狙っていたのか
成り行きで言ってしまったのか
後にひかず。
でも、心の深いところで
終わることにＯＫをだしていたから
言えてしまう言葉なのでしょう。
言い出された方は
その時は怒りもあって受け入れたものの
あとからあとからいろんな感情がわいてきて
どうして受け入れてしまったのかという
後悔とさみしさに埋もれる喪失感。
本当は誰か新しい人がいたのでは？と
彼への疑念を抱きはじめ、
彼の優しかったところ、
素敵だなあと思えたしぐさ
自分へのメリット。
なにもかもが思いだすたびに
もったいなく思えて
そのまま妄想が進んでしまう。
日がたつうちに
まだわたしを好きでいてくれるのでは？
なぜ離れているのかわからない。
という期待でいてもたってもいられなくなり、
彼と連絡をとりたくなる辛い日々。
気持ちを聞けば、きっと切り替えらる。
と信じて。
あの時は流れでそうなっただけだから。
今からでもやり直せる。でも・・・。
この先の二人の姿がはっきりと見えてこない。
それは彼女もわかっている。
連絡したい衝動が起こるたび、
がんばってそれと戦った。
そして３ヶ月ほど苦しみぬいて
「本当は別れたくなかった、
私の悪いところを
自分でみようとしなかっただけですね」
つらそうに話すけど受け入れはじめてゆく。
彼への期待や自分のプライドなんかじゃなく
自分の本当の気持ちを受け止められたときから
少しずつ癒えていく傷。
癒しやヒーリングは
助けをかりながら
最後は自分がおこすものなんですね。
望まないことが起きたとき
受け入れながらがむしゃらになります。
それが昇華され、
次へと踏み出す勇気につながるのだなと思います。
もちろん。もっとあっさりできる方も
いらっしゃいます。
そんな彼女の２０２０年は
責任を持って日々の仕事やルーティーンを淡々と。
動きやすくなることもでてくるので
自分の時間を大切にできるようになる。
自分が自身のリーダーとなり進む年。
その姿勢が評価されれば
助けてくれる人も現れます。
年上の方と付き合う。
あえて堅苦しい場所へ足を運ぶ。
昨年末から彼のことばかりを考える自分が
だんだんと嫌になり、
気持ちを切り替え資格試験の勉強を始め
日に日に元気を取り戻しているようです。
子育ても仕事も恋も、頑張ってね！