たまに近所のスーパーマーケット等で現役のJW信者に出会うことがある。

 

わたしは関わりたくないので、相手に会釈だけして、後はスルーするのだが、

現役さんはニヤニヤしながらも、私から離れず、さらに話しかけてくるので、ぞっとする。

 

しかし最近、現役さんの、組織から離れた人に対する態度が変化したように感じる。

これが一昔前なら、「最近どうしたの?集会に来なきゃダメよ!」くらい自信満々に

説教かましてくるJWが多かった。

 

でも現在、たまに出会う現役JWは、作り笑顔をしながら「あら~元気そうね~。

会えて嬉しいわ~♪」などとお世辞を言ってくるのだ。

 

私は現役の信者と出会っても、「こんにちは」と一言だけ挨拶して、あとは無視して買い物を続けるのだが、これは失礼といえば失礼な態度である。

その結果、向こうが私を嫌ってくれるのなら、それは願ってもない事である。

しかし信者さんはそんな私の冷たい態度は意に介さず、しゃべりかけてくる。

まるで漫画に出てくる詐欺師が、揉み手をしながらおべっかを言うような態度だ。

 

それをみて私は「こんなにそっけない態度をされても

ムッとしないなんて、プライドはないの?」と思ってしまう。

 

私は、元JWの友人が数人いるのだが、彼らにその話をすると

「多分、現役の人も、今の組織や自分の生き方に自信がないのでは?

あとは、高齢化が進む会衆で、老人の世話を”ただで” してくれる人材を、逃したくない

という計算があると思う」と言っていた。

 

これはかなり興味深い洞察である。

 

確かに昔ならば、JWは”真理”に絶対の自信があったので、組織を去る人に対して

「あっそう、離れるの?まぁ滅ぼされても知らないけどね!!」と強気な態度が取れた。

しかし、近年の一貫性のない組織の方針についていけず、現役の信者自身も

心がよろよろで、組織を離れた人に強い態度でのぞめないのかもしれない。

 

私はこれから老人ホームと化していくJWに戻って、搾取されるつもりは一ミリもないのだが

揉み手をこすりながら、ニタニタと馴れ馴れしく近づいてくるJWはどうにかしたい。

いつになったら諦めてくれるのだろうか。