不妊治療が長いと、妊娠するための知識はたくさん付きます。そして、無意識のうちに妊娠、出産するのがゴールになってしまう人も多いのは簡単に想像できます。私も今の「ゴール」は妊娠することです。
留美さんが育児に対して知識がないと驚いている人も多いようですが、妊娠するための知識はたくさんお持ちですよね。あまりにも、妊娠しそれを継続することに集中していて、産まれてからのことがすっぽりと抜けてしまっていた、不妊治療で長いこと苦労した人にありがちな状況なのだろうと思います。この留美さんの気持ちが、よく分かります。
それに、育児に正解はないとよく言うように、産まれてみないと分からない事なんていっぱいあると思うんです。赤ちゃんの性格によっても違ってくる事もあるでしょうし。赤ちゃんが退院すれば、否が応でも育児の知識(というより、コツ)を身に着けていくと思います。
この投稿のコメントに「今でも、死産しても妊娠出来ただけ良かったと思えますか?」というのがありましたが、確かに留美さんは、死産しても妊娠できただけ良いと思うとはおっしゃっていましたけど、長い不妊治療の中、辛い思いや苦しい思いをしてきて、やっと妊娠できた時、この妊娠がうまくいかなかったらどうしようと思うのは自然なこと。そして、もし死産してしまったら辛すぎて、「妊娠できただけでもよかった。少なくとも私は妊娠できる体なんだ」とでも思わないと、精神がもたないと思うんです。私はそういうことなんだろうなと、この留美さんのコメントを読んだ時に思いました。
留美さんにはお会いしたことはないわけですし、どういう方なのかは分かりません。もしかしたら、本当に妊娠できただけ良いとドライに考える方なのかもしれません。しかし、書かれている文面だけを見て、その奥にある意味を読もうとしない人が多いんだなという印象を受けました。
留美さんのコメント、例えば「踏みつぶしたいくらい可愛くない」(そんな感じの表現でしたよね?)など、批判する人はたくさんいます。でも、一つの同じ物を見た時に、皆が皆 同じ事を思うわけではないですし、ましてや自分が感じたことをどう表現するかに定型などありません。私も人から「え?」と思われるような表現をする事が多いタイプなのもありますが、留美さんのような「個性的な」表現をする人がいてもいいと思います。