「啐啄同時」という言葉が思い浮かびました。
そったくどうじとう 禅の言葉です。

雛が卵から孵ろうとするとき中から合図のように殻を吸ったりたたいたりする状態
「啐(そつ)」
一方で親の方はその合図聞きながら 外側からつついてやる
これが 「啄(たく)」です。

これはとてもデリケートな作業で 雛の体が出来上がってないうちに親が殻を
割ってしまうと雛は死んでしまう。雛の殻をつつく音をしっかり聞きながら
よしもう大丈夫だと思ったところで丁寧に外側から殻を割ってあげる
つまり 啐啄同時とは両者にとって絶好のタイミングということなのです。
                                      禅のすすめ 引用

これは子育てにも人間関係にも言えるのかなとおもう。

今回 東京にいった娘の事で感じたことなんです。
子どもを一人前にするのには 親の心が子どもに沿っているかを試された
ようにも思えた事

「かわいい子には旅をさせろ」 という考えのタイプなのに今回は違っていました。
 別れたときに涙(自分では泣かないとおもってたから)が出てました。
 この胸のつかえは何?
 なぜ?
一旦大阪に戻ったのに また娘のところに行く行動をさせたのは
私の夢でした。

結婚して初めて金縛りとエレクトーンを弾いてる音が聞こえてくる夢でした。

翌日娘から電話 「退屈~!!」 
「時間がたつのが遅い」とかの何気ない会話だったのですが

もう少し一緒に居てあげたらよかったねとい言葉に
「うん」という返事が返ってきました。

娘も帰っていいよという言葉があったし大丈夫なんだとおもってたのです。

その会話に
こどもの本当の心の中わかっていなかったということでした。

いてもたってもいられなくて大阪に帰ってきたその日に新幹線で
東京へ行ってました。
人からみると甘やかしてるとか 大丈夫やから 電話してあげたらいいやん

とか 言われたけど

娘は 起こっていないことで悩みとても不安になってて
「怖い」一人が怖いと思ってしまったので 一人になった経験をしてしまったのです。
一緒に寝たときに泣きじゃくり「怖かった」と吐き出してくれました。

電話で「何言ってるん もっとワクワクせな」と言わなくてよかった。

共にその時間を過ごしながら
「何言ってるのもっとワクワクせな」と言われる方が
落ち着き心の安定を取り戻せるんだと思いました。

来てよかった^^と思いました。

子どもを育て上げるときは
急ぎすぎてもいけないし のんびり過ぎてもいけないとおもいました。

今回は私の夢と 娘の電話が 
それなりの合図だったのかもしれないな~って
おもいました。

一緒に住んでる街を知り 買い物をし 普段の生活を 5日間ことで
「胸の中のもやもやがすっきりした」と言ってくれました。
「頑張れる」「ワクワクできる」と言ってくれました。

私も「心の中のもやもやがすっきりしたよ」と伝えました。

今日は入学式  最初は不安だった娘だったですが
娘の住むマンションから 「いってらっしゃい」を言えることができました。

今日夜行バスで帰ります。
私 泣かないようにしなくっちゃ。。。

娘が予約してくれました。
もう大丈夫かなとおもいます。

子どもを育て上げることは
子どもの変化や様子を素早くキャッチする
ことが親の役目なんだなと思いました。

自分の家族がしあわせに向かわないと
人を尽くすこともできないと・・

さ~☆ 明日からは 大阪で
たまってる仕事と
自分の気持ちを上手に切り替えること専念しま~す。