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知ってお得!健康や旅先のガイド情報

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脳卒中発症確率の算出方法

血圧や喫煙の有無などから血管年齢を算出し、脳卒中を発症する確率を予測するシステムを開発したと、藤田保健衛生大の八谷寛教授らが3月19日発表し、米医学誌に論文が掲載されました。
八谷教授は国立がん研究センターと共同で、1993年~2007年、全国の約1万6000人を追跡調査した結果に基づきシステムを作りました。

年齢、性別、喫煙の有無、糖尿病の有無、肥満度、血圧の6項目について点数を付け、合計点によって、血管年齢と今後10年間で脳卒中を発症する確率を算出する仕組みです。

知ってお得!健康や美容のケア情報-血管年齢1
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上記の図は時事ドットコム より抜粋
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ご自分が高齢者であるという方だけでなく、高齢者の家族がいらっしゃる方、さらに40歳を超える中年期に入った方も、この機会にあなたやご家族の生活習慣病を見直してください。

国立がん研究センターのHPには多目的コホートに基づくがん予防など健康の維持・増進に役立つエビデンスの構築に関する研究(JPHC研究)の調査結果や関連情報が掲載されています。

前項の「脳卒中発症確率の算出方法」に関する成果報告が掲載されていましたので、一部、抜粋しました。

予測モデルの作成について
脳卒中の原因には、高血圧、糖尿病、喫煙などがあることがこれまでの疫学研究の結果から分かっていますが、こうしたリスク因子の組み合わせから、その人が将来脳卒中をどのくらいの確率で発症するかについては、まだ十分調べられていませんでした。そこで、多目的コホート研究のアンケートや健診データにある項目の中から、脳卒中発症確率を予測するためには、喫煙、肥満度、血圧、降圧薬内服および糖尿病の有無、年齢、性別の7つの因子で必要十分であることを統計学的に明らかにし、それらを使って予測モデル(予測式)を作りました。

発症確率の算出の流れ
このモデル予測のシステムでは、上記の図のように、リスク因子ごとに、その有無や程度によって定められた点数を与え、合計点数から将来の発症確率を判定します。この研究では、実際の追跡結果からリスク因子ごとの点数を決定しています。
たとえば、58歳の喫煙男性でBMIが26 kg/m2(身長:1.7メートル、体重:75 kg)、降圧薬内服なしで血圧が145/89、糖尿病ありの方は12+6+4+2+8+7=39点ですので、10年間の発症確率は12%以上15%未満と推定されます。この確率に、リスク因子が全くない男性が達するのは85歳の時です。これを、右の列に血管年齢として示しました。
(図1リスクスコアによる脳卒中発症確率の算出の流れは上記の図と重複しますので掲載を省きました)

血管年齢の算出について
図2は、リスク因子のない理想的な男性(実線)、高血圧(降圧薬内服なしで140-159/90-99)のある男性(破線)、高血圧と糖尿病のある男性(点線)それぞれの、10年間の脳卒中発症確率の加齢による変化を表したものです。
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人口寄与危険度割合
人口寄与危険度割合とは、あるリスク因子を完全になくすことができた時に、防ぐことが可能となる脳卒中発症者の割合のことで、リスク因子ごとに推定します。
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上記の情報は国立がん研究センター より抜粋