私がよく使用するものの一つ、雑穀。

先日、直売所かしわでにいったら地元産の雑穀が販売されていて、嬉しくなりました。

私が子供の頃には、インコにあげていたりもしましたね~。

とってもおいしくて、チーズや、餅、粉物の代替になります。
自然の生命力を秘めた草の実です。

よく使うのは、もちキビ、もちアワ、ヒエ、キヌア、高キビ、アマランサス、黒米。
昨年多古町の農家さん荻原さんでいただいてきた 赤米 や緑米などの古代米もカフェのランチには使わせていただいています。

そうそう、私のマクロビオティックの友人は、昨年 埼玉の畑に野口種苗で購入したもちキビを植えていました。 私も今年こそは!!!植えるぞぉ。  たぶん・・・。

今日は、朝市で購入したベカ菜と一緒に洋風の煮込みにしました。
 
ベカ菜はざく切り。
 
カボチャと乾燥豆を戻して炊いた白いんげんと もちキビ、白菜をローリエや野菜だけのブイヨンで煮込みます。

もちキビの炊き方:まずはよぉ~く洗います。目の細かいざるで何度も水を変えてよく洗う事!
材料:もちキビ 1/2カップ  水1カップ  塩小さじ1/2 
炊き方:
水1カップを煮たててから洗ったもちキビを入れて炊いてゆきます。
塩小さじ1/2を入れて、強火で混ぜながら煮てから弱火で蓋をして15分程度炊き、
10分蒸らします。
鍋の底に、オーブンシートを敷いておくと、鍋にこびりつきません。

調味しながら炊くときには、水を煮たてる前に、鍋で玉ねぎなど香味野菜を炒めてから
その鍋に水を煮たたせ、もちキビを加えます。あとは同じ。


リンゴとかんきつ類の搾り汁と一緒に炊けば
お砂糖を全く使わなくてもゼリーのようなおいしいスイーツに仕上がります。


雑穀ってあんなに小さな粒にどんなパワーがあるのでしょうね?

ちょっと調べてみました。

もちアワ:チーズの代わりに使っています。カルボナーラも作れます。ビタミン ミネラルのバランスがよく、貧血を予防。言い伝えでは、産後のお母さんには、母乳をよく出すのでよいといわれています。

もちキビ:体のサビを抗酸化成分があり、悪玉コレステロールを制御する働きもあるといわれています。

ヒエ:旨み成分のある雑穀です。必須脂肪酸、食物繊維にも富み、鉄分、亜鉛、マンガンにも富んでいるそうですよ。


高キビ:ハンバーグやミートソースなど、お肉の代わりに使っています。食物繊維が豊富です。

キヌア:キャビアのような食感です。すぐに火が通るので、スープなどにザザッと入れたりしています。

アマランサス:プチプチ食感。たらこスパゲティにできます。タンパク質、脂質、食物繊維の宝庫です。

黒米:もち米の先祖様。アントシアニン(ポリフェノールの一種)の抗酸化作用があります。

他に、ヒエ粉はベシャメルソースに。高キビは、大豆の粉末と生姜汁と一緒に醤油で煮てそぼろにしてみたりもします。

知れば知るほど楽しい雑穀。地球には、生命力のある素材がたくさんあります。
雑穀の魅力に取りつかれて早 5年。もっともっと楽しみたいです。