2019年10月、、、

観測史上最大の台風が直撃した日に人生最大の転機が起きた。

 

まず初めに自分自身の事を少し話そうと思う。

現在34歳、広告代理店を経営しがてら趣味の車や友人に囲まれてのバーベキューなどそれなりに楽しい人生を送っていた。

一般的なサラリーマンより若干ではあるが裕福な生活だった。

 

僕には3年ほど前に結婚した妻がいた。

知り合ってからはおよそ8年にも及ぶ交際期間を経ての結婚だった。

僕が貧乏なサラリーマン時代から一緒にいてくれた信頼できるパートナー、この女性以上のパートナーはいないと思ったから結婚を決めた。

 

愛希(仮名、パートナー)と付き合った当初から僕が一貫して言ってきた事がある。

それは「俺が俺らしく居られる相手じゃないと嫌だ」「浮気しないとは言えない」この2点だ。

当時24歳の僕が19歳の愛希に伝えたパワーワードだ。

決して浮気したかった訳では無く、嘘つきになりたくない事と、万が一浮気した時の保険だったように今は思う。

 

皆さんに分かりやすく僕の事を表現すると昔ながらの亭主関白だ。

稼ぐ事、身を守ることは任せろ!家事やサポートなどは任せた!といった具合の人間だ。

この時代には珍しい事もあってか若干の批判はあっても周りからの評価もそれなりに高く、自分の考えを疑う気持ちは1mmもなかった。

 

19歳の愛希はそれはそれはおてんば娘だった。一般常識も乏しく、すぐ癇癪を起す。

愛希のご両親も悩んでしまうほど自由奔放な女性だ。

僕は付き合うにあたってまず愛希の成長を目標に掲げた。

異性との付き合い方、社会人として、感謝の気持ち、僕が経験してきた事全てを伝え人生において何が大事なのかをぶつかりながらも一生懸命話し合ってきた。

愛希にとってはとても衝撃的な内容だったと思う。

今まで自分が良しとしてきたものが悪しと言われ、そもそも他人からはっきり否定される事がない(元カレ達も別れたく無いが故に愛希の言いなりだったみたいだ)人生を歩んでいたのに僕と付き合って以降反論のオンパレード。

それでも愛希自身も自分を変えたいという事もあり、歯をくいしばりながら僕に付いてきてくれた。

 

徐々に周りからの評価も変わっていき、愛希のご両親からも僕と付き合ってからうちの娘は変わったとまで言って頂けるようになり頭にきながらも向き合ってきて良かったと胸をなでおろした事を今でも鮮明に覚えている。

続く・・・