8月のメグ・ジャズ・オーディオ愛好会に行ってきました。 | 喰らうオーディオ!!!

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8月のメグ・ジャズ・オーディオ愛好会に行ってきました。
喰らうオーディオ!!!-fl01

今回はアキュフェーズの特集でした。

みなさんご存じの国産ハイエンドのペア100万強のペアと
クリーン電源PS-1220の効果のほどを試すイベントでした。
http://www.accuphase.co.jp/model/ps-1220.html
喰らうオーディオ!!!-amp

肝心の音ですが
もちろん素晴らしかったです。

いかにもアキュの音という感じでしたけど。

SN比が高くて情報量が多いです。
特に中低域のドライブが高くて
ドラムもビシッっと決まります。

中高域は真面目過ぎる音作りで
私の琴線には全く触れませんけど。

喰らうオーディオ!!!-power apply
電源はかなりの効き目です。
歴然とした音質の差が出ます。

ただ、はたして60万掛ける必要があるかと言われると・・・
私なら他のモノ買いますけどねw




会場で盛り上がったのは音というより、
・アキュの音って何?
・どうやって音決めているの?
などなど

副社長を含め、根掘り葉掘り聞くのが
いろんな裏話も飛び出して盛り上がりましたね。

たとえば見た目に関して、
奥さんにバレないようにわざとデザインを似せている
という都市伝説があるのですが、事実とのこと!



総括すると、
アキュの音とは暗黙知としてあるが
言葉で明示できるタイプではない。

音は独断的に決める訳でも無く、
開発者がアキュの音に仕上げて
それを尊重し追認する形の合議形式らしい。


また、海外ではドイツで特に人気があり、
その理由は計測した数値の優秀さと音楽性双方を
評価しているオーディオ文化だかららしいです。


各誌絶賛されているアキュとしては、
日本のオーディオ評論を持ち上げると思いきや

オーディオ評論家なんて海外にはなかったりするし、
音の良し悪しに関して技術的、客観的な観点を何ら踏まえることもできない
素人集団じゃねぇか。
『日本独自に発展した貴重な文化遺産。』

ということを暗に語っているように散見されました。
まぁ、私感ですけど。

開発のスタンスとしても、時に部品の性能ギリギリで
使ったほうが音が良い時もあるみたいですが、
メンテナンスの観点からもやらないみたいです。


海外ハイエンドにみられる、使っている部品をマスキングしたり
モジュール化したりしない点に関して聴いてみると。
・使う部品単位で音が変わる、それらの組み合わせで作っている。
・特定の部品に依存した音作りではないため、隠す必要もない。
とのこと。



一方、やはりアンプメーカーだからなのか
自分たちの役割に関して極めて保守的です。
スピーカーに関してはオーディオの中で最も音の個性が存在するところであり
正解が無いからマニアが好き勝手やるべき。
ということらしい。


技術者の方も自宅ではマルチで組んでいて
アンプ以前の製品群はカスタマイズせず、ユニットとチャンデバで
音を創っているというお話でした。



余談ですが当日もっとも感動したのは、
メグ・ジャズ・オーディオ愛好会の前のイベントのミニライブ

■SANKTUARY
喰らうオーディオ!!!-s-live
ボーカルとそれに合わせて、電子楽器で音を会わせていく感じです。

ジャズというより、プログレとかポップスよりでしたけど。
素晴らしかった!!




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