8月のメグ・ジャズ・オーディオ愛好会に行ってきました。 | 喰らうオーディオ!!!

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8月のメグ・ジャズ・オーディオ愛好会に行ってきました。
喰らうオーディオ!!!-球メイン

今月はラックスマンということで、
球やら石やらのアンプをとっかえひっかえ聞いてきました。


視聴機器は全部ではないですけど下記のとおり。


プリメイン L-590AX
喰らうオーディオ!!!-プリメイン

真空管プリSQ-38U
喰らうオーディオ!!!-球プリ

C-600F
M-600A
喰らうオーディオ!!!-パワー


SACDプレイヤー D-08
喰らうオーディオ!!!-SACDプレーヤー

ラックスの音は聴きづかれしない音を志向しているというとおりで
上位機種ほど音に深みがましてメーカーの音はわかりやすかったです。

一方で悪く言えば茫洋とした音です。
はっきりいって私は好みではないですね。
聴き疲れしない音は好きだけど、もっとキレがほしい。

過去に聞いた感じだとプリメインはもっと良い音で鳴っても
良い気がしますが相性が微妙だったのかもしれません。


寺島さんもコメントに困ってましたね。
優等生で聴き疲れしない自然な音って最も嫌いな部類なんだと思います。

それは私が代弁する話でもないですけどw




ところでメーカーの方にいくつか質問をぶつけた私ですが、

その中で「担当者の方がこのメーカーの音は
凄いと思うのはどこですか?」
と聞いてみました。

回答の中で印象的だったのが
フラッグシップを出した同時期にテクニカルブレーンのアンプが
出てきており、その際にずるいなと感じたという話。

その意味は、音質優先の設計のためにいくつかの安全機構を取り除いて
おり「我々もできれば取りたいよねっ」て吐露です。

それって日本のメーカー的だなと私は感じたわけです。
日本のメーカーは消費者に対して品質を担保する必要があるから
安全性に対して決して手抜きができない。
いわば製造元責任があると。

一方でガレージメーカーや海外メーカーは好き勝手できるから
それは良い音だせるでしょうね。ということ。

そうなると
耐久性や安定性などの品質を担保して欲しいなら
大手日本メーカー
知識があるorリスクをとってでも本気で音質追求するなら
ガレッジorハイエンドメーカー

ということになるらしい・・・
大手メーカーも認識していたのねって話でした。

私はハイエンドは利用者側の使用責任だと思っているので
リスクを知らないなら使うべきではない。と思いますが。


また、真空管アンプを指して
真空管アンプは技術的な欠点から余計な響きが乗る部分があって
それが音の個性などにつながっている。ラックスはその響きが
ないことが正解だと考えているとのこと。

ラックス結構球の商品多いじゃん!と思ったのですが
実際のところ石のアンプ開発者がほとんどのようです。

そうなるとアキュが球のアンプ作っていないのは似たような
技術的な経緯とも考えられそうですね。


まぁ当然その方が大手オーディオメーカーはおろかラックスの声明を
完全に代弁しているわけでもないでしょうが、象徴的な話だと思いました。

ラックスの開発では、設計・試作品完成後からの音のチューニング調整
の時間が長く、音決めも開発者がおこなっているのが特徴らしいです。
なので別に品質・技術至上主義ではないとは思います。
前提条件が違うのでしょうね。



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