僕には何も感じない -6ページ目

知ってる。

知ってる。


すぐ泣く人より


1人でいられない人より


嫌われたくなくて


良い人ぶる人より


そんな人達より




ボクが一番弱いって事。




本当は分かってる…




-夜彦-

「さようなら。」

貴方の為に


僕の為に


お互いこれ以上


傷を


増やさぬ為に


これ以上


あの子を


傷つけぬ為に


必要な別れもある




だから


「さようなら。」




-夜彦-

誰よりも弱い僕

こんなにも弱かった。

何かが分かった時、嬉しくなったり、悲しくなったりする。

悲しい思い出に縛られて、今の僕はできた。

もうほとんど記憶にない昨日から前の事なのに、言葉だけが蘇る。

原因は僕かもしれないのに、言葉しか思い出せないから僕だけが傷ついてしまう。

貴方はもう忘れているんだ。

だから笑いかけてくる。

でも僕には覚えている、貴方の行為。

今更そんな事で心が痛くなるなんて…


僕は誰かの目に映りたかっただけ。

誰かの心に印象を付けたかっただけ。

安心したいだけ。


こんなにも弱いから、僕を好いてくれてる人から安心を求めてしまうんだ。

僕には無いモノを持っている皆が羨ましいと、憎いと、一瞬でも思ってしまった。

今まで普通だと思ってた自分の環境。

それが普通ではないと気がついた時、悲しくなった。

今更遅いのに。

期待なんてしちゃいけない。僕が普通を求めちゃいけない。

だって僕はきっと、人一倍欲張りだから。

だから見ていないフリをして、知らないフリをして、何も欲しがらないように自分を下へ落とす。

こんなに僕は弱かったんだ。