僕の指は透けてく -2ページ目

僕の指は透けてく

少し君に近付いた

ここ最近は感傷的な気分だったりします。



まぁ、そんな事はどうでもいいか。



えーっと、


今日は特に用事ってわけでもないのに電車に乗ってきました。


電車に乗ってて思い出したのがあって、


今日はその事について書こうとおもいます。




私は小さい頃から、大人ぶった可愛くない子でした


なにが美味しいのかもわからない癖に、コーヒーを飲んでみたり


分厚くて細かい字が書かれた哲学書を読んでみたり


何もかも経験すれば早く大人になれると思っていました


電車に乗ることとか一人でお店に入る事とか


そんな事をするだけで大人になれた気がした


どきどきしながら切符を買って、


いつもの町の風景から見知らぬ街に変わって


うきうきで、でも不安もあって


小さい体でサラリーマンやらOLさんをかき分けて


やっと見えた世界は広がってて


小学生の私にはたった3駅が、宇宙のような世界に見えた


今の私になら、何処にだっていける気がした。


なににだってなれる気がした。




そんな事を思い出しました。




今日も電車は純粋な目をした子供と


なんの変哲のない毎日を送る人達を運んで行きます。



おしまい。


「夢なんてもてない時代、


世の中は全て偽善の塊、


愛なんてもの存在しない。」



・・・。



中学生の頃に作った歌の詞なんですけどね。


アレですね、可愛くない。


どれだけヒネくれてるんだよ。


お恥ずかしいかぎりで。



多感な時期でして、


他にも、中二病全開の歌やら


ファッキン、ファッキン言ってる歌を作ってました


いやぁ、お恥ずかしいかぎりで。



・・・。


ちなみに現在の私は、


ロックするぞー!いえーい。


みたいなノリだったりします。



一回りして夢追ってます。


夢っていいものですよ。






思う事があります。


身に着けるだけでウキウキするアクセサリー


履くだけで何処にだって行けそうな気がする靴


ついつい手紙を書きたくなる万年筆


聴いていると安らかな気持ちになれる音楽


そんな大好きなもの達が


私を動かせているのだろうなと


そう思うのです。


あほな事ばっか喋ってる私と


一緒にあほな事をしてくれる友人とか


もちろん


乱文なブログにコメントなんかくれるヒト達も


つまらん事ばっか呟いてるのに


リプライよこしてくれるフォロワーも


あと家族も


相談のってくれてた先生も


この世におる私を笑顔にしてくれた


みんながおって、ものがあって


私は作られてるんじゃないかな


って思います


おわり。