明日に退院が決まったというのに、朝食には昨日までと同様、全粥がでてきた。全粥は五分粥より不味く感じて食べる意欲がなくなる。3割ほど食べ残す。

 午前の回診に担当医がやってきたので、このまま退院の時まで食事は全粥なんですか?と尋ねたところ、では普通食にしましょうとなった。五分粥から全粥のときも僕からの問いかけで代わった。全粥から普通米もそうだ。一抹の不安感は残るもののまあ良しとしよう。深く考えて良いことは何もない。

 廊下を歩いていると、たまたま担当医に遭遇したので、退院後の生活について尋ねてみた。山に登ったりはどんどんしてください。お酒が原因であればお酒を控えてくださいだけなんですが、お酒は飲まれないとのことだから、脂っぽいものはなるべく控えるくらいでいいですよ とのことだった。

 脂質を多く摂ると体調が悪くなることは10年以上前から自覚していたので、今回の急性膵炎は脂質の過剰摂取が引金なんだろうなと考えている。ストレス指数もかなり大きな出来事が3つくらいあったし、悪いタイミングが重なったんだろう。

 明日は退院前に管理栄養士による食事指導があるようなので、しっかり聞いて、指導に基づいた食事を心がけ、できるならば再発しないことを願いながら生活していきたいものだ。


(朝)全粥 赤魚と大根おろし


(昼)鶏蕎麦と餡かけ豆腐


(夕)白米が美味しかった 焼魚、ポトフ、スパサラ