昨日おばぁちゃんとお別れしました。
92歳でした
おじぃちゃんと天国で会えたかな?
おじぃちゃんは阪神大震災後に体調を崩してその6月に亡くなりました
おばぁちゃんは東日本大震災の後に体調を崩してこの6月に…
偶然かもしれないけどね
おじぃちゃんの命日は
6月15日
おばぁちゃんは
6月16日
きっとおじぃちゃんがおばぁちゃん迎えにきたのかな
おばぁちゃんが亡くなる前に偶然かもしれないけど次々色々なものが突然壊れた
お父さんの車
お母さんが育てていた木
私のiPhone
ほんまに突然、、
偶然かなぁ、
私は立ち会えなかったけどおばぁちゃんが棺にいれてもらって家から出る時に
それまで止んでた雨がバケツをひっくり返したかのような勢いで振りだしておばぁちゃんが葬儀場に着いたらぴたりと止んだんやって。
おばぁの涙雨だったのかな。
おばぁちゃんは和歌山から奈良の田舎に嫁いでずっとこの奈良の地で畑仕事してきた。
むちゃくちゃ田舎やけど
ほんまにいいところ
きっとおばぁちゃん大好きやったんやろうなぁ。
お通夜の夜
おばぁちゃん家いったら
田舎だからハエがたくさんいた
昔なら無表情で素手でおばぁちゃんが叩き殺してたけど今はそのおばぁちゃんはいない
あんなすばやいハエを自分の手をハエたたきにしてたとか神業だね!
冬にストーブの真ん前に座る寒がりのおばぁちゃん、夏には台所で私の大好きなおいしいおはぎを作るおばぁちゃんがいるようだった
けど居間を見渡してもお供えの菊の花だけ
どこを探しても
おばぁちゃんが私を読んで昔話をする声は聞こえなかった。
私はおばぁちゃんにうまく関われなくて孫がいっぱいいるからいつも遠慮気味だった、
でも山口の唯一の孫として一番下の女の子として可愛がってくれたりお小遣いもよくこっそりくれたりした
親戚は苦手だったけど大切だったおばぁちゃん。
施設行ってもあまり顔を出せなかった、
入院してからは一言も話せなかった
まだ温かいおばぁちゃんに触れておけばよかったって思った。
おばぁちゃんに会ってとても安らかな顔で眠っていて本当によかった
本当によかった、、
おばぁちゃんとのお別れのときは嗚咽するくらい泣いた、
おじぃちゃんときもそうだったなぁ、
親戚で一番一番泣き虫な私。笑
最後に最後に
私がプレゼントしたお人形とおばぁちゃんが天国いくのにお腹空かないようにごはんを棺に入れてあげた。
おばぁちゃんありがとう。おばぁちゃんがいたから私たちがいるんだね、ありがとう
昨日は骨になったおばぁちゃんをおいじぃちゃんのいるお墓に連れていってあげた、
17年ぶりに会ってどんな話してるかな?
おうちに帰ってまだ仏さんになってないおばぁちゃんに精進料理を作ってお供えしてあげた
今日はおばぁは天国にいくのに火の行をしてるみたい。いっぱい雨降ってたからきっと熱さはましやったかなぁ?
そうそう、さっきまで降ってた雨がやんで太陽が一瞬顔をだした。おばぁちゃん火の行おわったんかなって思った。
おばぁちゃん
はやく天国にいけたらいいね。
はやく仏さんになれたらいいね。
仏になったら私も高野山に納骨にいきたいなぁ。
いけたらぃぃなぁ。
私にとっては2回目の身近な人の死。
人は誰でもいつかは死ぬ。今ある命ってすごく大切なんやって改めて心底感じた、命って誰かが操れるものでなはない。
今自分がここで生きてることがすごく不思議。でも必然で、必要やから命が与えられたんやね。
誰だってそう。
どんな命も本当に本当に大切にしていきたい、
それでその命ある限り大切にしっかり生きていきたい、
おばぁちゃんが施設で書いた習字とかが飾られていた。
心
という文字。
この文字は
実は私がおじぃちゃんが亡くなる前におじぃとおばぁに習字で書いてプレゼントしたもの。
たまたまやし偶然やけどびっくりした。しかも私が昔書いたのにも似ていた
その横に、
たのしくね
ってかかれている
これみて
今東京にきて心が疲れてたり楽しめていなかったりしたから
人生、毎日楽しく生きないとな、そんな毎日にできるようにせなあかんなって思った。
それに、狭い心やなく広く豊かな心を持たないとあかんなぁと改めて思った。
いまだにおばぁちゃんいないのが信じられない。
でもいないんだよね
母方のおじぃとおばぁはまだ生きてくれている。
おばぁはアルツハイマー
いつ私のことがわからなくなるかもわからない。
明日かもしれん
、わからない
本当にうっとおしいおばぁではあったけど本当に私のこと大切に大切に思っていてくれたおばぁちゃん
今までピンピンやっただけに信じられない。
五年ほど前から始まっていていたみたい
何で気づいてあげられなかったのやろうか
今さらそんなん思っても意味はないけど
今は本当に近くにいてあげれたらって思う
でも私は東京にきて、がんばれるだけ頑張ってみようって決めた。
まだ来て間もない
すごく複雑な気持ち。
近くにいるのがすべてではないかもしれへんけど…
最近本当に本当に家族の大切さがすごく感じる
自分の人生も大切にしたい。
今できることは
帰れるときにはしっかり帰って顔をみせることなんかな。
それで
元気に頑張ろう
、はなしは戻るけど
本当に覚悟はしていたけどおばぁちゃんがなくなった。
きっと天国でずっとずっと見守っていてくれてるんだよね。
おばぁちゃん、
おじぃちゃんと喧嘩ばかりせず仲良く天国で暮らしてね。
この17年で私ら孫たちがおっきくなって成長したことをおじぃに教えてあげてね。
おばぁちゃん
バイバイ
さようなら。
また会いにおばぁちゃん家に行くからね。