定年退職をして再雇用となり賃金は3割減となったのに役職も仕事の中身も全く変わらずで、長女に言わせるとかなりブラック。自分的にはそんなに気にはしていないのだが、ストレスが減らないのはどうにかならぬものか。ストレス源を気にしなければいいのだろうが、なかなかそうもいかず、有給休暇をとってリフレッシュするのがせいぜい。まぁ、そんな時でもストレス源が時々脳裏に浮かぶのだが・・・。
今が土壇場、正念場。人生劇場、主役は自分。つべこべ言ってないで何事も「どっちがROCKだ?」これで決めてきゃいいかと、自分に言い聞かせる日々。というどうでもいい話は横に置いといて、今週もぼちぼち始めることにしましょうか。
そんなわけで、週末金曜は思い切って有休をとり、このモヤモヤをラベンダーに癒してもらおうと、家人と長女を誘って富良野まで。
120㎞離れている富良野へは一般道で向かっても高速と20分ほどしか違わない。朝7時に出発すれば10時前には着く目算。ってことで、長女の住むススキノ近くのマンションに7時ジャストに到着し3人で出発。平日なので婿さんは仕事。
自分が誘ったにも関わらず、旅のコーディネートはほぼ長女。富良野メロンを買う気満々の母親に少しでも安いところをと、まずは富良野市内にあ
る富良野マルシェに向かえとの指示。
開店5分前の9時55分に着くと、すでに店舗前に数組のお客さんが並んでいるので、早速その列に。10時ジャストに開店。
安値に興奮気味の家人は、自分用の他に婿さんの分も、そして福岡に住む友人に送る手配まで。他にスイカも2玉と爆買い状態。
メロンもスイカも苦手な自分はご当地ポテトチップス1袋のみ。
そんな父親を慮ってか、長女がメロンソーダとメロンカステラを買ってくれるも、メロンソーダは喫茶店で飲むやつと違い本物のメロン味!残念ながら一口飲んですぐに家人へ。
買い物もひと段落して、いよいよ隣町の中富良野町にある全国的にも有名なファーム富田へ。
名物ラベンダーソフトクリームの色味が人によって違ってて、濃い色に当たった長女は味もきつく泣きそうになりながらなんとか完食。
家人は爺臭い部屋をなんとかしろと言いながら、天然のラベンダーオイルが配合されたルームスプレーを買ってくれたりして。
2時間弱ラベンダーを愉しみそろそろ昼食に。と思っていたら、長女が美瑛町の雑貨店に行きたいので美瑛に向かえと。で、その美瑛に昭和世代に懐かしいそば・うどんの自販機があるので、昼食はそれにしたいと。ここまで来て自販機のそば?と思わないでもなかったが、北海道にはそこにしかないというその自販機を見たいと家人も乗り気。ということで、美瑛の中心街にある自販機が置かれた食料品店へ。
最近の昭和ブームでテレビ番組でも取り扱われることが多いこの自販機。味は容易に想像がつくが、まぁ平日ランチに立ち食い蕎麦が多い自分には慣れてるしよしとしよう。
同じコーナーには瓶コーラの自販機があり長女は興味津々。こともなげに栓を抜く父親と、古いわりにキンキンに冷えてる飲料に感嘆の声を上げたりして。
美瑛まで来て、青い池も、パッチワークの丘もケンとメリーの木も観ずに自販機コーナーと雑貨屋だけってのも我々だけだろう。
食後、山中にある雑貨店に寄り帰路につくことにしたが、帰り道の途中にある深川市にトトロの猫バスがあるというので行ってみることに。
道の駅がある国道の交差点を左に折れ5分ほど進むと、こんな所に?という感じの場所に猫バスが。
実はこのバスが置かれた場所は、戸外炉峠(ととろとうげ)の途中で、隠れたフォトスポットになっているらしい。北海道に住みながら道北方面に疎い自分は、そんな名称の峠があることは全く知りませんでした。
せっかくなので、愛車と一緒にパシャリ。
周りの風景と相まってとても気持ちがいいこの場所はちょっとお薦めかも。
この後は岩見沢で温泉に浸かり、夕食に回転ずし屋に寄ってこの日の行程は終了。家に着いたのは21時半過ぎ。ちょっとした気晴らしになりました。
翌日の土曜は家人が町内会のイベントでさくらんぼ狩りに。自分は街中で開催されているジムハイフェスタで昼飲み。
ジムハイだけで済まずに、狸小路のいつもの居酒屋に寄ったのは言うまでもない。
まぁ、酒を飲んでりゃ心のモヤモヤも忘れるし。何事もどっちがROCKかで決めていくのは、明日からにしよっと。
今週も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。次はロックな話しで。