2024年もなんだかんだとあと10日ほど。人生初のツアー旅行や、長男の監督作映画の映画祭選出に結婚、60歳を契機に白髪染め止めたら予想以上に真っ白だったりと、いろいろ思い出深い年になった割に普段の生活はいつも通りに過ぎていくわけで・・・というどうでもいい話は横に置いといて、今週は今年一年のCD、DVD、レコード類のコレクションを簡単に振り返ってみることに。


今年、今日までの購入枚数はCD47枚、レコードはEPが144枚、LPが55枚、DVD・Blu-rayが17枚。年々CDの購入数が減る一方でレコードの購入数はうなぎのぼり。と言っても、EP盤はほとんどが10枚100円とか2枚で100円の格安ものばかりだから買った数の割には購入金額はそれほどでもないはず。まぁ、小遣いの大半は音楽関連と酒に消えていくのはいつものことだし、3月の退職を迎えれば今までほどにコレクションも増やせやしないだろうし。

❶CD
例年通り新譜の割合は極端すぎるほどに少なく、コレクターズ、ササキカズヤ、DUDE TONE、古市コータローの4枚。

古市コータローはウエノコウジとのアコースティックライブを観に行くにあたっての事前勉強の意味合いもあったが、コレクターズのサウンドとは異なる颯爽さがなかなかなかいい感じで、前作も買ってみたらこちらの方が更に好みで。ジャケットの感じは令和の加山雄三?とは言えないか・・・。


いつものショップでは相変わらずパワーポップ系を勧められる確率が高く、今年は和製パワーポップバンドのCDを数枚買うも英詞で歌われてるからか、そこまでハマることはなかった。


洋楽ではモッズ界のゴッドファザーポール・ウェラーの6年前の作品トゥルー・ミーニングスのアコースティックな流れが気に入って、立て続けに彼の作品を。中でも英国BBC交響楽団と共演したライブアルバムが出色の出来。なんか最近はロック、ロックしているものより、こっち系の方に寄っていってるかも。


いつものショップの格安コーナーにあったELASTICAのCONNECTIONNは完全にジャケ買い。なんかいい顔しているでしょ?


昨日はブックオフの半額セールで友部正人を275円で。20代前半、倶知安町という田舎町の電器屋の2階で観た彼のライブはある意味衝撃だった。それこそみかん箱のような台と言った方がいいステージに立つミュージシャンはその時が初めて。



❷レコード(EP)
シングル盤はよく寄る居酒屋から家に帰る途中にある中古レコード店の10枚100円の店頭ワゴンセールをほろ酔い気分でついつい。というのは昨年同様。ただ、これがなかなか侮れない。このワゴンで売られているシングルの数々が東京は神保町のレコード店では1枚800円~1,000円で売られているのだから。


このワゴン、その値段からわかるとおり昔かなり売れていたことで中古市場に溢れているものが多い。邦楽ではイルカ、ポプコン~世界歌謡祭グランプリ受賞曲なんか。


ポプコンの流れでは中島みゆきのレコードの音の良さに圧倒されたり。


洋楽ではジャケ違いで被ったオリビア・ニュートン・ジョン、ビリ・ージョエル、ノーランズ、その他諸々のヒット曲。





最近ではブックオフのレコードコーナーもなかなかの充実ぶり。なんと、あけぼの印、オートモッド、バルバラ(モモヨプロデュース!)なんてのがあるのだから。自分の前にここの箱を漁っていた同年代の男性がリザードの浅草六区を手にしていたのを目にしたときは、一歩遅かったと久しぶりに悔しさに襲われたり(笑)。


昨日は友部正人のCDと一緒にイルカとスージークアトロを計330円で。


いつものショップで見つけたクラッシュのロック・ザ・カスバ(輸入モノ)はさすがに1,000円越え!


ヒカシューは意外にどこでも格安で定価以下、新宿のディスクユニオン、駅ビルのフェイスレコード、狸小路近くのブックオフと購入場所ばバラバラ。


小柴大造と&エレファントのテル・ミーは急に聴きたくなって、ヤフオクで落札。



❸レコード(LP)
シングル10枚100円コーナーがあるレコード店はLPも1枚100円からあったり。そんな中からお茶の間にロックを浸透させたロック御三家の作品群や柳ジョージ&レイニー・ウッドなんかを。



いつものショップではインディーズをメジャーに押し上げた?バンドや、同じ頃すでにメジャーのフィールドで活躍していたバンドなんかを。なかでもオムニバスのインディーズライブコレクションはステッカー付!のままで。



もう覚えている方はかなり少ないと思われるスキンのスキンレススキンは盤に付いたスリープ跡がどうしても取れないということで衝撃の格安価格で。音には全く影響なし。


ブックオフで500円だったカルメン・マキ&OZのデビュー盤に今ごろになって度胆を抜かされ、ついついセカンドとサードも手に入れたが、ファーストほどの衝撃はなく・・・。


洋盤では50年代を彷彿させるポップなジャケットが気に入った2枚。


昨年買ったミート・ザ・ビートルズがアメリカ仕様の内容だったので、どうしても日本仕様のものが欲しくて…。この帯はまぁまぁ貴重?


70年代のロック・クラシックは懐かしくてついつい。キッスのラブガンは特典ラブガンが手つかずのまま封入!


高額で手が出なかった紅蜥蜴のLP2枚がタワレコオンラインで半額になったので、発売から半年以上過ぎてようやく。



❹DVD・Blu-ray(音楽)
今年、ロック関連の映像作品はまさかの3枚だけ!
モッズはビデオ時代にリリースされた80年代の武道館ライブJUKE JOINTを完全コンプリート版で。でも、モッズはいい意味で武道館より野音の方が似合ってるよな。で、野音でのライブはどんなバンドのもついつい手が出て・・・、今回は甲斐バンド。3枚目は今年メジャーデビューから40年を迎えたスタークラブ。



❹DVD・Blu-ray(ドラマ・映画)
映画館で観たヴィム・ヴェンダースのパーフェクト・デイズがじわじわと染みてきて、結局はBlu-rayも買うことに。ヴィム・ヴェンダース関連のレインは期待ほどではなく、さほど期待せずにジャケ買いしたハイ・フィデリティが中古レコードショップを舞台にしたちょっと笑える音楽ネタ満載のドラマで予想外によかったりするから、また見知らぬモノに手が出ちゃうんだよな(笑)


ヴィム・ヴェンダースの流れで小津安二郎の作品がどうしても観たくなり東京物語を。確かにいいストーリーではあるけど、う~ん、どうなんだろう?250円で買った茶の味も微妙な位置だったけど、アナーキーの藤沼伸一が監督したゴールドフィッシュは当時の邦楽パンク好きにはマストな作品ってことで◎。



さてさて、今年コレクションに追加された作品群は皆さんにどう映っているのか?ってことは、さほど気にならないのだが、まぁ、今年も買って買って買いまくったというところなんでしょうか?多分、生粋のコレクターの方々に比べたらそれほどでもないのだろうが・・・。
本日現在のコレクション数総計を記して今週は締めることにしましょう。

CD941枚
EP 203枚
LP 206枚
DVD(音楽) 167枚
DVD(映画) 251枚



とここまで書き終わったところでインターホンに呼ばれ出てみたら宅配。中身は高一の頃友人に借りて聴いてた思い出のLP、バウワウのチャージでした。

残り10日で、まだまだコレクションは増えていく予感…。


今週も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。