この週末、60歳を目前にして人生初のツアー旅行というものに参加してきた。自分と同じく今年60歳になる家人と一緒にということだから、まぁ、還暦記念といえばそういえなくもない。

家人と2人での旅行は36年ぶりだから、新婚旅行以来ということになるわけで、2人で飛行機に乗ったのも実は初めて。






一日目の夕方、バスの中から外に目を向けたら龍雲。

最終日の朝にも。

帰りの飛行機では虹も見えたり。


36年の長い間に色々あったりもしたが、それはそれとして過ぎてみればどれも必要だったことで、でもこの先は大丈夫。


と、思えたりして。




旅の帰路。羽田で乗り継ぎの便を待っている時に、45年来の友人からLINEで出来上がったばかりの曲が届いた。


家に帰り聴いてみると、キムの曲に日本語詞を乗せたカバー。


何度も繰り返し聴いた。

友人や家人と出会った45年近く前。


あの頃の風景、匂い。


10代ゆえのもどかしさ、ぶつけどころのないイライラ、焦り。


そして切なさ。


いろんなものが一気に込み上げてきて、なんだか泣けた。



旅の終わりにこの曲が届いたのは偶然ではなく、色んなことにシンクロしてるように感じたのは、自分のこじつけなのか。



旅の間、飛行機やバスの中で読んでいたのは、35年振りに手に取ったシャーリー・マクレーンのダンシング・イン・ザ・ライト。


やはり偶然なんかなんかじゃなかったようだ。





今週も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。