いつもパンクのような所謂激しいと称されるロックばかりを聴いているわけではない。
そりゃあ、J・D・サウザーのようなAOR的な音楽を何の衒いもなく聴けるようになったのはごくごく最近になってからだけど、オールディーズと呼ばれる50年代から60年代前半にかけてのアメリカやイギリスのポピュラー音楽は昔から好んで聴いていた。ポピュラー音楽って響きもなんかいい。
楽器も50年代に登場したスタイルのものが好みだし、好みのパンクファッションもフィフティーズファッションに通じてるところが大きい。
↓あのパール・ハーバーもオールディーズスタイル!
本当は車もあの時代のアメ車に憧れてて、それを模倣した日産のフィガロを買おうとしたこともあったっけ。抽選に漏れて買えませんでしたが。
話を音楽に戻すと、オールディーズと呼ばれる音楽にのめりこんだことはないのだが、リラックスしたいときや休日前の夜なんかはついついオールディーズミュージックをCDラジカセにセットしてしまう。
セパレートタイプのオーディオに換えた今でもオールディーズを聴くならチープなCDラジカセで聴くのがなんとなく気分だ。
オールディーズは、ラジオDJのアート・ラボエが過去のヒット曲を集めたOLDIES BUT GOODIES(古いけど良い音楽)というコンピアルバムをリリースした後にGOODIESの部分が略されて呼ばれるようになったらしい。
そんなオールディーズの発端に触発されたわけではないが、自分もオールディーズミュージックを聞くときはコンピレーションアルバムを聴くことが多い。
コンピを聴いて気に入ったミュージシャンのアルバムを買ったのはコニー・フランシス、ロネッツ、ニールセダカくらいで。
それでも彼ら、彼女らのアルバムを1枚通して聴くよりは、コンピの中で聴く彼ら、彼女らの曲の方がしっくりくるのだから不思議といえば不思議。
オールディーズの代表的なミュージャンといえばポール・アンカ、ニール・セダカ、デル・シャノン、コニー・フランシスなどのポピュラータイプから、エルビス・プレスリーに代表されるロックン・ロールやロカビリー、他にもドゥー・ワップ、ソウル・ミュージック、サーフ・ミュージック、モータウンまでと幅が広いが、オールディーズとして聴くならやはりポピュラータイプが一番。
すてきな16才、オー!キャロル、恋の片道切符、ビー・マイ・ベイビー、悲しき街角、ロリーポップ、カラーに口紅、シックスティーン・キャンドル挙げていったらきりがないほどに心が躍るといってもいい珠玉の名曲が揃っている。
オールディーズを聴いて心が躍る気分が、なんとなく土曜の夜(週休二日制が普通になった今だと金曜の夜?)のワクワク感に通じるのは、オールディーズ・ミュージック満載の映画アメリカン・グラフィティーの影響なのかも。
さて、明日はいよいよ友人のパンクバンドペインビールのライブが新宿ライブフリークで行われる。
チケット代節約で朝一番の便を予約したので早朝5時30分のバスに乗らないとならないし、今夜は明日に備えてお酒は少し控えないとな。
お近くの方でパンクロック好きの方は是非明日の夜は新宿ライブフリークへ!
土曜の夜じゃないけど、きっと心躍る時間を過ごせるはず。
↑ライブは18時30分にスタートです。
今週も最後までお付き合いいただきありがとうございました♬