今年のGWは1日の月曜を挟み3連休と6連休。

そんな連休初日の29日は小樽までドライブ。いつも寄る老舗喫茶は見たこともない混みようで、オーダーした食事が1時間待ってもこない・・・と思っていたら伝票を落として何を注文されたかわからない・・・と。ぐっと堪えて再注文。


入店から食事が終わるまでまさかの2時間越えとなり、やれやれな気分で帰宅すると市内で離れて暮らす長女からの配達物。

開けてみるとBOSEのヘッドホン。しかもノイズキャンセリングにBluetooth機能付き!(◎_◎;)

これは暫くの間義母が同居することになって大音量で音楽を聴けなくなった父を気遣ってのことなのか、はたまたおばぁちゃんが隣の部屋にいるんだからお前は今までみたいに大音量で音楽を垂れ流すんじゃない‼︎という祖母を慮ってのことなのか・・・。いずれにせよ、思いもよらない贈り物にただただ感謝。


2日後に顔を見せに来た長女から今まで使ってたヘッドホンの値段を訊ねられ「7~8,000円だったかなぁ」と答えるとニンマリして部屋を出ていった。後からこっそりAmazonで検索してみると驚きの35,000円(*_*)そりゃぁニンマリもするわなと思うと同時に我が娘ながらなんときっぷのいいことかと感服した次第。


そんなゴールデンな贈り物で始まった黄金週間にあやかり、今回は特別仕様なCD、DVDのあれこれを紹介することに。


特別仕様の定番といえば初回限定盤というところだろうか。

自分がよく聞くアーティストやバンドは、新譜CDにDVDが付属されるものが多い。怒髪天やコレクターズなんかはフルステージのライブ映像のDVDが付属されててお得感満載ってことが多い。

反面、アイドルや有名どころになると複数の初回限定盤を出すなんていう、ファン目線というよりはファン心理を利用したあこぎな儲け主義としか思えないものがちょくちょく見受けられるが、初回限定盤といいながら結構売れ残っちゃって結局は叩き売り状態になったりもしてるから、音楽業界もいろいろ大変なのだろう。



自分がついつい手が伸びる特別仕様といえばCDの紙ジャケット仕様。

よくある車の特別仕様のように販売から年月が経ち売り上げが落ちた頃合いを見計らってちょっと仕様を変えながら値段も手頃に・・・という感じのものもまぁまぁあるが、昔レコードで持っていたのと同じオリジナル帯付仕様であればホイホイと喜んで手に入れてしまう自分。

オリジナルの帯とは違う帯だったりするとかなりガッカリとなるものの、厚さもないのでプラケース仕様1枚分のスペースに3枚は収納できて手狭な部屋には案外うってつけの仕様なので、こちらもついつい手が伸びてしまう。

ただ、レコード未発売なのに紙ジャケットで再発したりしているモノを見つけると途端に買う気が失せてしまうのはせめてもの救い。



そんな紙ジャケット仕様のアルバムを一気に復刻させてばら売りせずに、まとめてどうぞというのがBOXセット。

これが自分の好きなバンドになるとプラケース仕様ですでに持っているアルバムばかりでも、レコードは手放してるからオリジナル仕様の帯が付いてて、しかも未発売テイクのDVDや何十頁にも及ぶブックレットが付いてたりしてるからどうしても欲しくなるのだが、これが軽く20,000円は超える値段になるのでなかなか手が出せない。


モッズが25周年の年にリリースしたRATTLESNAKE BOXもEPIC時代にリリースした12枚のアルバムにVideo Clips9曲とTV放映されたクリップ13曲のDVD、60ページのブックレットが付いて25,000円!


喉から手が出るほど欲しかったが簡単に手が出せる金額ではない。お金の工面がついたときには店頭からは消え手に入れるのが困難に。あちこち探してSONYの直販サイトでようやく在庫を見つけて手に入れた時にはリリースされてからかなりの年月が経っていたはず。


その10年後35周年の年にはAntinos時代のアルバム7枚をセットにしたRATTLESNAKE BOXがリリースされた。

こちらはレコードでリリースされていなかったものが紙ジャケット化されたものなのでどうかなぁとも思いつつ、ビデオで販売されていた映像3作品のDVDとシングルのカップリング曲などアルバム未収録曲のCDに68ページのブックレットが付いていたものだから、今度こそは買い逃しのないようにと予約注文。定価21,600円がオンライン注文で17,000円ほどで買えたので少しだけ助かった。



モッズ35周年の年は紙ジャケットのBOXの他にも3種類のDVD BOXがリリースされた。


RATTLESNAKE BOX同様にEPIC時代の映像3作品とAntinos時代の映像3作品が別々のセットとして初DVD化!これにそれぞれツアーパンフレットの復刻版が付属されて各8,000円!


もう一つがスカーフェイスレーベル(徳間ジャパン)時代の映像3作品に初商品化のスペシャルライブとMV2曲が追加され、森山達也インタビュー収録のブックレット付で5,400円。

こちらも速攻オンライン注文となった。

モッズ35周年の2016年は日比谷野音での周年ライブにも参戦しているのでモッズ関連でかなりの出費があった年だったが、当時はまだまだ出張も多く、その際の旅費の余りをちまちま貯めこんでたやつを一気に使い果たした記憶がある。


その昔森山達也が雑誌のインタビューで、若い頃は自分の好きなアーティストのアルバムを買って支払ったお金でそのアーティストが潤うならこっちの金が底をついたとしても喜んで支払うからどんどん潤ってくれって気持ちだったみたいなことを話していたが、まさにそんな気持ちで過ごした特別な1年だった。

昨年から今年にかけてのモッズ40周年はコロナ禍もあり35周年の時ほどに多くのリリースはないが、それでも2年連続で野音での周年ライブが開催されどちらも参戦するので、チケット代の他に飛行機、宿etcとかなりの出費。

それでもやはりチケット代やグッズ代でメンバーやスタッフが潤うなら通帳がマイナスになっても喜んで支払っちゃうよ的な気持ちでこの2年も過ごしている自分。

4月から定年前の処遇変更で給与が下がったにも関わらずにである・・・。


さてさてモッズ以外の特別仕様(BOXセット)もまだまだあるので次回にまた。