++ innocence ++


過去という名の 事実

生きる目的 その神意とは

訳も解からずとも

惰性だけで

時は過ぎていく


時計の針が重なる瞬間

古の記憶は交錯し

時間と空間の調和は乱れ出す


機械のような心だと

いつしか哀れみと

軽蔑の眼差しは

悦楽の瞬きへと昇華する


生かされてる記録だけが

この澱みを支えていた


有益か無益かでは無く

計り知れる語句を宛がうならば


それは

無実という名の 罪