1928年の時点で、共産主義者たちは、
国民の間に於ける人種の違いは、
社会構造に於ける
最も脆弱で隙だらけの「急所」だと明言しています。



皆さん、こんにちは。この動画を後で全部流しますので、その前に簡単な説明をします。この動画は昨日アップした動画の後編です。もし昨日の動画を未だ見ていない方は、昨日の動画を見てから、この動画を見る事をお勧めします。

勿論、先にこれを見ても問題ありませんので、この後は是非、前編も見て下さい。前編で専制国家を構築する為の2つの要素を共産主義の定義、組織の力等に関する話がありました。

今回の後編で、共産主義者の具体的な破壊活動、共産主義者の工作のターゲット、社会主義とは何か、社会主義国家の本質は何か、社会主義国家がどう人をコントロールするのか等について話をしますので、是非最後迄ご覧下さい。では、どうぞ。

共産主義者たちは、
所謂「科学的マルクス主義」を
実践していると主張しています。

だから、この中途半端な概念を
わざわざ精巧な言い回しで
飾り立てる必要があるのです。

例えば、共産主義者が
暴力革命について語る時、
彼らはそれを
「民族解放の闘い」と呼びます。

彼らの主張する所謂「理論」では、
彼らが狙いを定めた国の人々は
「抑圧されている人々」になるのです。

「人々は、その国を植民地化し、
搾取してきた帝国主義的な外国勢力に
支配されている」と言うワケです。

そして「ファシズムや帝国主義、
植民地主義等の支配から人々を開放する事が
自分たちの歴史的な責務である」
と主張するのです。

同じプロセスを説明する為に、
他のフレーズも使われます。

この種の暴力革命を
「反帝国主義の闘い」とか
「反植民地主義の闘い」
と呼ぶ事がありますが、
どれも同じ意味です。

「民族解放の闘い」「反帝国主義の闘い」
「反植民地主義の闘い」は全て
武力と暴力によって政府を転覆させる事を目的とした
共産主義革命の特徴を表現する為に使われる
フレーズです。

共産主義者は、「非暴力の革命」を表現する時は
「プロレタリア革命」という言葉を
1番よく使います。

その他「社会主義革命」と言ったり、
「反独占闘争」と言う事もあります。
しかし、ここでも同じカラクリです。

「プロレタリア革命」「社会主義革命」
「反独占闘争」は全て
非暴力的手段によって政府を転覆させる戦略を
共産党が説明する時の、
単なるバリエーションに過ぎません。

重要なフレーズをいくつか説明した所で、
共産主義者の文献を用いて、
彼らのがこれらの言葉を使う時の意図を
理解しましょう。

1960年に世界中の共産党の代表がモスクワに集まり、
共同宣言を発表しましたが、
その中にこんな文言がありました。
資本主義から社会主義への
移行を目指すこの時代は、
「社会主義革命」と「民族解放革命」の時代である。

つまり、これは
「我々は暴力革命及び非暴力革命の時代に生きている」
と言っているのです。

ここに1968年に米国共産党が発表した文書があります。
「米国共産党の新しいプログラム第二次草案」
と題されたものです。

革命については、こう書かれています。
現代の革命には2つの特徴がある。
1つは社会主義であり、
もう1つは反帝国主義である。

10億人以上のひとびとが
「社会主義革命」に着手しており、
更に多くの人々が
「民族解放革命」の様々な段階にある。

1928年の時点で、共産主義者たちは、
国民の間に於ける人種の違いは、
社会構造に於ける
最も脆弱で隙だらけの「急所」だと明言しています。

彼は、この1点に的を絞り、
緊張を引き起こす事で
最終的には
布が引き裂かれる様に
米国民を分裂させ、弱体化させ、
更には国民同士を公然と闘わせる算段なのです。