++ mistake ++

君が さよなら を 告げた日から
随分 時が経ったんだね

悲しかったとか 寂しいとか
そんな簡単な言葉では表せない

でも 君が出した答え
それが正解かどうかは
僕には解からない

多分君にしか解からないこと
もしかしたらまだ君にも
解からないのかもしれないけど

時々考えるんだ
人が聞いたら限りなく
自分に都合の良い錯覚だけど

君がまた現れてくれるんじゃないかって
よく考えれば ありえないんだけど
ほんと ありえないことなんだけど

どうすることも出来なくて
無力な自分が小さく見えた

何が出来るか考えた
出てきた答えが
ジタバタしないで見送ること

それが正解だと
自分の中では決着した

後に残った 虚無感
何も出来ない ジレンマ

それでも自分では
割り切った つもりだった

あの時の君に何があったのか
本当の理由を
僕は 未だに知らない

そして あの時 僕に
それを受け入れるだけの
器があったのかも解からない

いやきっと取り乱すだけで
何も出来なかっただろうけど

だけど今は..
今なら きっと受けきれる
そんな気がするだけだけど

それでも戻ってくるのなら
全部受け止めるから
きっと受けきってみせるから

たとえ どんな事実を
目の前に突きつけられても

解かってるよ
こんなこと考えたって
君にもう会えないことは

頭では解かっているのに
唇 噛締めて 涙が零れた

後悔とゆう言葉
後で悔しくなる
本当に字の通りなんだよね

悟ったのは 結局
あの時僕が出した結果
その答えそのものが
過ちだったのだと