消火ヘリ&トラック | トラックドライバーPUNKのアメリカ大陸横断日記

トラックドライバーPUNKのアメリカ大陸横断日記

自分のトラックで全米走り回ってます。


今回のヨセミテ国立公園周辺の大山火事では一時期5000人以上もの消防隊員が火と闘っていました。
費やした金額およそ80億ドル。 しかし、深刻な怪我をした人達はいないと言うのは本当に良かったと思います。
8月17日から燃えているこの山火事も9月の半ばに入り殆ど鎮火しましたが、あと20%の消火が必要です。
数多くの飛行機やヘリコプターが消火活動をするに当たって火災現場近くの幾つかのエアポートにベースを
設け、火がある程度治まってリリースされるまで滞在し続けます。 Fullloadのブログのほうで以前載せて頂いた事がありますが、私も以前ヘリコプターではありませんが、その消火活動をするヘリコプターの為の燃料を積んだタンカーを運転させて頂いた事があります。 一つのヘリコプター会社につき一台のトラックがベースで一緒に待機して、無線でお呼びがかかると一緒に現場へ直行。燃料が必要なヘリコプターが戻ってくると給油してまた飛んで行って火と闘います。 色々な場所へ行きましたが、メキシコ国境付近で一度、大火災があって行った時に見た風景は忘れられません。。夕暮れ時で、何ともいえない不気味さがありました。

家から車で約30分位のところに民間のエアポートがあります。 飛行機 
買い物ついでに寄り道してヘリや飛行機がまだ滞在してるのか覗いて来ました~~~(笑)
そしたらやっぱり殆どの機体は居なくなってましたが、何機かディスパッチしていたのでどんな状況なのか話を聞いてみる事にしました!

まずは写真から・・・
Bell407通称ロングレンジャー
バケツを吊り下げて水を入れ、活動するタイプのヘリです。

イメージ 1

こちらは本当に大量の水を保持出来るいわば消火専用機です。。
水をバキュームして吸い上げて活動します。
手前のトラックがこのヘリコプターの専用タンクトラック。カラーリングがマッチしてますよね!(笑)

イメージ 2

これも同じくバキュームタイプ。
こちらもトラックとカラーが一緒! 
しかし、デカイヘリですよね~~メインブレードが6枚も。。。
トラックは私が普段乗ってるピータービルト379と同じでした! にひひ

イメージ 3

このヘリを操縦してるジョージ・クルーニー似の?(笑)パイロットさんに色々お話を伺いましたが、現場のスモークが激しくって上空を飛べないので無線連絡が出るまで待機してるそうです。
コックピットの中も見せてくれました。 本当にデカイ(笑)ので、コックピットのうしろについてるハシゴ?を登って
出入りします。
コックピットのうしろにも一つ操縦席がありましたねぇ。。。@_@

イメージ 4

サーキットブレーカーもズラリ・・・

イメージ 5

バキューム口はこの通り・・・

イメージ 6

イメージ 7

これだけ大きいとメンテナンスも大変だ~~~

イメージ 8


日本の皆さん、台風は大丈夫かなぁ。。。
大きな被害が出ない事を祈ってます! 

それではさよオナラ~~~DASH!DASH!DASH!DASH!DASH!DASH!