美女と一緒に帰れる日が続いて
「ねー見て見てーこれ。絶対そんなん読めんよねー。夏くらいから気に入ってずっと見てるー。」
ガソリンスタンドの前を歩いてて紹介されたのがこちら。
「真ん中の、漢字2文字で『い』だって。」
(満面の笑みで)
「めてしいとか。」
(満面の笑み)
「くくだって。」
(満面の笑み)
「ねぇ、きわめてうつくしい と
ふかいつや と つよくかがやく では?」
私のこの発言の後の
秋の夜の
長く恐ろしい静寂よ。
美女はヨロシクの夜露死苦系のアレだと思って
夏くらいからニヤニヤしながら楽しんでたらしくて
その楽しみを奪った私をちょっと嫌いになってそう。
今日後ろから
「めてしい」って話しかけたら
反応鈍かった。