もうすぐPLAY!での会期が終わる酒井駒子さんの展覧会。
ですが、朗報ですっ!!
横須賀での展示が終わった後、
再び9月から11月まで同じくPLAY!にて開催されるとのこと。
やったー!!もう一回見に行けるチャンス♡
皆さまも是非に。
ということで、酒井さんの図録をご紹介しますね。
何だか外国の本のような、
昔、小学校の図書室に並んでいた本のような。
布張りのしっかりした装丁。
金の文字も美しい…
こちら、展覧会にはない絵も収録されていて、
見ていて本当に飽きないんです。
おうちに帰ってから、何度も何度も開いてしまう…
私は特に匂い立つような夏の草むらの絵が好きです。
青々とした葉っぱやそよぐ風。
そういうものが絵の中からフワッと浮き出してくる。
そしてちょっと懐かしい気持ちになります。
定かではない記憶の中で、こんな日があったような。
記憶って、古くなくても改ざんされるもので、
これが私が本当に体験したのか、それとも体験したと思っているのか。
その曖昧の延長の中に歌詞づくりがあると思っています。
「自分の中に全く存在しないものは想像できない」
本当にその通りだと思います。
一瞬でも見聞きしたものが私の知となり世界を作っていく。
この図録の絵も私の記憶の引き出しを開け、
経験したのかどうか分からない何かを思い出させてくれる。
またいい買い物しちゃったなー♡
空谷泉身の歌詞提供曲(詳細はプロフィールで!)