私、このお話が大好きなんです。
ぶっしのぶっしん 鎌倉半分仏師録(鎌谷悠希)
最新話はガンガンONLINEで読めます。
鎌谷先生の絵はとてもキラキラしていて美しい!!
この「ぶっしのぶっしん」って、鎌倉時代(仮想)の仏師のお話なんですが、
これを読んで私に訪れた第二次(もしくは三次)仏像ブーム。
ずっと神社ばっかり行ってたけど、またお寺に行きたくなりました♡
仏師と聞いてもピンとこない方が多いと思いますし、
普通は周りにそんな人いないと思うんだけど、実は私、出会っていました。
若かりし頃、京都市内のとある場所でアルバイトをしていたのですが、
そこのパートの方のご子息が仏師を目指して弟子入りされたばかりで。
息子さんがバイト先に訪ねてこられたこともあったけれど、
目がキラキラしてたなぁ。
見習いだからお給料は安いし、修業には10年はかかる。
でも、すごく楽しそうに仕事に行くとかで。
もうあれから10年どころじゃない年月経ったから、
今頃一人前になられているでしょうか。
その頃の私は自分がホントにしたいことを見失っていて、
あちこち道に迷い、時折荒んで、もがいてもがいて。
だから余計に眩しく見えたのかもしれないなぁ。
ふと振り返ってみると、私の周りにはいつも
自分のやりたいことに一直線の人がいた気がします。
もしかしたら、普通の人よりもたくさん出会って来たかもしれない。
バレリーナ目指して高校卒業後に渡英した子もいたし、
大学の先輩の中にはタレントをしている人が数人いらして。
他にも絵を描いていて時々個展を開く友だちとか。
皆もそれなりに迷いや不安もあっただろうし、今もあるんだろうけど、
自分の心に素直にやりたいことをやっている人たちって
ホント楽しそうなんですよねぇ。
やっぱり好き!って気持ちが原動力なんだなー。