楽しかったね。

・・・という、この言葉が胸にジーンとくる表紙。

諸々おまとめ配送にしたため、コミックが届くのは来週末。

はじめて「月刊少年ガンガン」を買いました。

 

いやホント、漫画雑誌とか買うの中学生以来ですよ?

作詞家デビューした年に「ちゃお」の付録DVDに収録されるドラマ内の

歌詞を書いたのですが、当時小学生の娘がいる姉に買ってもらってたので、

私はちゃおを手にしてすらいないのです(笑)

ちなみに付録DVDは最近になって姉から譲ってもらいました。

自分が小学生の頃はこういう嵩張るやつが捨てられなくて

何か月分も山積みにしていたため、当時、同じ部屋を使っていた姉から

片づけて!!邪魔!!散らかりすぎ!!と非難囂々だったなぁ。

(ごもっともであります・・・)

 

そんな中学生以来に買った理由は

やっぱり、ばらかもんが最終回だから。

私はアニメから入ったので10年もお付き合いはないけれど、

アニメもじわじわっと心あたたまるお話だたし、

アニメ化されていないものも笑ったり泣いたり。

 

あと時折、主人公である半田清舟(書道家)が素晴らしい名言

(本人も後で聞くとこっぱずかしくなるやつ)を置いていくので

たくさん勇気づけられました。

好きなことをして生きていく、っていうのはこういうことなんだなって。

最近ガンガンONLINEで1巻からの振り返り連載を読んでいて

いちばんいいなと思ったのが、進路に悩む近所のヒロシ(高3)に言った言葉。

 

ヒロシ: 自信はあるけど、どうしても踏み出せない。

     (その道に進むことに)確信が持てない。

半田先生:必要なのは確信じゃなくて覚悟。夢を叶えるのに他人の太鼓判はいらない。

     (自分に)自信あればそれでいいだろ。

 

ヒロシは登場人物の中ではとにかく何をやってもフツーの子、

というキャラ付けなんですが、そんなヒロシだからこそグッと来る人もたくさんいると思います。

そして、他にも漫画家になりたいタマ(中2女子)がオーディションに気合で応募する姿とか

一番になれなくてちくしょーーー!と荒れている姿とか(笑)

それでも好きだから描き続けるんだ!頑張るんだ!と前向きになる姿とか。

島(舞台は五島列島)の子供たちが心のままに自由に過ごす姿とか、

私たちは自分の心を大切に生きていいのだな、と思います。

 

そんな島の何気ない日常にたくさんの思いが詰まった物語が

本当に本当に大好きでした。

最終回も「1年前」を思い出すシーンもあったりでほろっと来たし、

でも、元気なみんなと笑って迎えられる素敵なお話でした。

ヨシノ先生、お疲れさまでした!

付録のこの感じ・・・あぁ、懐かしいわぁ。

ノートとかレターセットとか、乙女予備軍に嬉しいあれこれとか、

あの雑誌とかあの雑誌とか買ってた頃は嬉々として使ってたなー。

 

 

おまけ:

月刊少年ガンガンにはヨシノ先生の新しい連載も。

少年たちが可愛くって、そして1話の最後!!

これからどんな展開になるのか気になるー。

こちらはONLINEでは公開されないのかなぁ・・・

今月号の少年ガンガンの裏表紙↑