夏の間に読んだ本とか、
秋になってから読んだ本とか。

うーん、実は忙しくて余り読めてないのが実情(笑)
秋の夜長に読書ってタイプでもないし、
たぶん、これからも移動中にぼちぼちって感じかなー。
(ホントはじっくりお家で本を読みたいけど、
家にいると溜まった録画を見なくちゃ!ってなったり、
仕事してたりするからねぇ。)

で、夏~秋に入って、ここらへん読みました。

子どもたちは夜と遊ぶ(上下巻、辻村深月著)
星のかけら(再読、重松清著)
楽園のカンバス(原田マハ著)

星のかけら、二度目。
「小学6年生」に連載されていたものをまとめたそうで、
今年、小6になった姪っ子にあげる前に
もう一度読み直しました。
やっぱり良かったわー流れ星

こんな本↓
星のかけら (新潮文庫)/新潮社
¥497
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命って何だろう?
悲しいこと、辛いことを乗り越えるって?
小学校も高学年に入ると
他者との間に軋轢が生まれたり
単純に楽しいだけじゃなくなるけれど、
そういう時にこの本を読むとジワジワ来るかもしれないなぁ。


それから。
自称ミヅキスト(←ハルキストに対抗してみた)ですが、
まだまだ読んでない本も多いし、
また読み直したい本ばっかりだけど
今回は、「子どもたちは夜と遊ぶ」を選びました。

猟奇的な殺人が次々と起こり、
ちょっと目を覆いたくなる いや、本だから覆ったら読めない)
そんな場面が多いのですが、
ラストはあぁ、辻村さんだなー、って感じで。
暗く重い中にも一筋の光がふわっと差し込むんですよね。
やっぱり好きだな。
わーっと一気に読んだので
もう一度じっくり時間をかけて読むつもり。

そう言えば、「太陽の座る場所」は映画化されてましたねー。
これも「絶対、騙されないぞ!」と疑いつつ読むのに
やっぱり最後、アレぇ~、またやられちゃった!
ってトラップに引っかかっちゃうって言うね。
その裏切られ方が好きだわ(笑)
女優さんが私の想像してたのとちょっと違ったかなー?
ま、見てないから何とも言えないけど。


そして、原田マハさんの「楽園のカンバス」。

これは文庫化されるまでじーっと待ってました(笑)
私はルソーもピカソもそんなに好きじゃないので(!)、
どっちかって言うと、前にも書いた
「ジヴェルニーの食卓」の方が断然好き。
本のジャンルは違うけど、同じ美術関連で比べるとね。

「ジヴェルニー」の方はみんな大好き印象派のお話。
だから、全体的にキラキラしてるんです。
それでも、「楽園~」の内容はハラハラ&ドキドキするので
美術が好きじゃなくても面白いんじゃないかな。
謎が謎を呼んで、更に謎が深まってく感じです。


秋も本屋さんで素敵な作品に巡り会いたいなー流れ星