はしめまして。Tomと申します。
双極性障害Ⅱ型のアラサー社会人です。
双極性障害を受け入れるまでの経緯とご留意いただきたいことを、
自己紹介もかねて書きます。(でもとても長いです。笑)
誰かの気づく参考になるかもしれませんし。
【双極性を受け入れるまで】
初めは約2年前、軽度のうつ病と不安症と診断されました。
一旦休職し、通院・復職プログラムを経て、安定するようになりました。
職場復帰は約1年半前。17年の9月。
連続して穴をあけたりご迷惑ばかりかけたりしておりますが、
何とか続いてきました。
双極性障害と分かったのは18年、今年の1月です。
新年早々の定期診療の際、病院の都合で担当医が変わったんです。
細目ですが、堀が深い茶髪で、見目に気を使っている感じの方でした。
自己紹介の中で、何気なく会社での上司とのやり取りについて話が及びました。
先生は細い目を最大限に開き、前のめりに言葉を返してきました。
「それは今までの診療では話さなかったのですか?」
上司とのやり取りエピソードというのは、
私が絶好調の時の仕事ぶりの話です。
上司はそういう時、「今日はテンション高いね」と声をかけてきます。
先生とはいろいろこの件に関しての話が続きました。
「それは、双極性障害です。」と最後に言われたのです。
思考が止まりました。
絶句とはこのことでしょう。
そもそもこのとき双極性のことは何も知りませんでした。
帰り道は、新しい先生への不信感でいっぱいでした。
双極性用に処方されて薬も、もちろん、飲むことができませんでした。
当時の私は、絶好調と表記しましたが、あの調子こそが維持すべき、
自分本来の調子だと信じていたのです。
ここで指す本来の私というのは、
仕事中に多方面から声をかけられても都度判断し、応対できました。
負担に思うことなんてなくて、苦手な相手もいません。
「もっとこうすればいい」、「あれも必要だ」、どんどんアイディアもわきました。
家に持ち帰って案をまとめるのも楽しくて仕方がありません。
先輩の仕事の穴だって事前に気が付くことができました。
列記していくと、どんな自尊やと思われますが、
絶好調の時は、そんな感覚なんです。
怖いものなんてない。なんだってできる気がするし、実際できた。
この時間の私は、とても気持ちよさ…快楽のようなものを感じていました。
明るくて、仕事もさばけて、誰にも嫌われる要素なんてない、
人としての自信を持つことができたいたのです。
あれが本当の私なんだと、本気で信じていたのです。
後日、上司との面談で、ハイテンションというより、少しおかしいのだと聞きました。
いつも「ありがとうございます」、というところを「ありがと!」で済ませ、話をしっかり聞いていようだと。
衝撃的でした。
ショックでたまりませんでした。
事実を受け入れるようになるまでに2か月はかかりました。
その間の約半分は仕事をお休みするくらい、動けませんでした。
また、調べれば調べる程、恐ろしかった。
自分の当てはまる、項目の多さ
苦しんでいる体験談
寄り添っているご家族の感情
怖かった。
私がこの病気を知って2か月。
やっと受け入れて1か月未満。
これから私はどう向き合えばいいのか。
向き合えるのか。
【このブログのご留意事項】
孤独な私は誰かに向かって、ずっとこの不安な気持ちを吐露する場所を探していました。
ここは、その場所にあたります。
今の私は双極性障害についての知識なんてペラペラの情報しかありません。
これからその場その場で得た知識・感情を、感じたままに記すつもりです。
正しい情報とは限りません。不快かもしれません。
もし、このブログを読もうと思う方には、ご認識とご了承くださいますよう、お願い申し上げます。
そしてよろしければ。

Tom