Oさんに、AC療法とか、ジーラスタとか分からない〜。というご意見をいただいたので、そんな記事も書いてみようかと。
私も、全摘再建手術の時、入院部屋で一緒になった31歳の女性が、「29歳の時に肝転移ありで発覚して、〇〇や、〇〇、〇〇、〇〇やってみたら、奇跡的に、肝転移が消えて、やっと乳房の手術が出来るんです。」というような事をおっしゃってて。
「ところで、なんで皆さん、髪の毛生えてるんですか?」と。
彼女にとっては、乳がん=抗ガン剤(脱毛)だったようで、私と年配の女性は、2人ともステージ0.1だから、特に術前治療もない事を説明。
この時、乳がんの奥深さや、抗ガン剤治療、ホルモン治療、放射線治療の深い、広い世界に入る前に根治できてよかったな、、なんて思ったりしてました。
まさか、その一年半後にどっぷりその世界に入り込むとは。笑。完全なる、油断でしたね。
で、抗ガン剤の種類について
私も、今自分がやっていたAC以外、先生や看護師さんとの話の中で出てきてるくらいで、いい勉強です。
基本的に、抗ガン剤は複数の種類を同時に投与して、効果を上げるのが常だそうで、はじめA(アドリアマイシン、赤いやつ)C(シクロホスファミド)を投与してました。
肝転移があるので、タキサン系でガツンとやっつけたかったのですが、当初妊娠中だったので、胎盤を通過し胎児に影響するとされている、タキサン系は使っていません。
頭文字(略記号) | 薬剤名 |
---|---|
A(ADM) | ドキソルビシン(別名:アドリアマイシン) |
C(CPA) | シクロホスファミド |
E(EPI) | エピルビシン |
F(5-FU) | フルオロウラシル |
M(MTX) | メトトレキサート |
T(PTX、MDX) | タキサン系薬剤(パクリタキセル、ドセタキセル) |
よく行われる治療は、CMF、CAF、FEC、AC、EC療法などです。(東京医科大学病院より引用)
特徴や、投与方法、副作用などはそれぞれです。
ご参考〜
私が4回終わったACについては、これが役に立ちました。AC療法(国立がん研究センター中央病院)
これからパクリタキセルと一緒にやる、アバスチン(分子標的薬)は、がん細胞が、成長する為に血管を集めてくる、その血管を断ち切る薬です。
ACは8回までしか投薬できないですが、今度のは、何回でもできるそうです。
辞める時はどんな時ですか?と聞くと、痺れの副作用が酷すぎて、日常生活に支障をきたす場合や、薬が効かなくなった場合と。。。
効いてても、辞めると大きくなる、、、いつまで続くのか、、なくなったりはしないのかなぁ、、
終わりのない闘い。
ゴールはなんだ。