きょうは寒いね。
久しぶりに安い居酒屋で煙草の煙をあびて、身体はちょっとだるいのね、でもこんなだるさは嫌いじゃなくて、人混みのなかに紛れると、このままどこかへ姿を埋めてひらひら飛べそう。
えーみさんが締め切りギリギリにデビュー作を、郵便局にかけこんで送ったのは、もうこれでしかたべてけない。と、思ったときだと、言っていた。
悩みが、戯言にかわるときは必然。その必然だけは、逃さないようにとは思うけど、笑顔で身を引くときは、きっとその必然は存在していないとおもう。
細胞のすみずみまで冷え切るほどの寒さは、この東京では珍しくて、鋭くなる感覚が心地よい。
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