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SKY 1(1979年5月発売) SKY 2(1980年4月発売) 

1978年にイギリスで結成されたSKY。世界のクラシック・ギター界で商業的に最も成功していると言われている ジョン・ウィリアムズ(John Christopher Williams) が参加したプロジェクトだった。1980年3月に発売された3枚目のシングル 「トッカータ(Toccata)」 、この原曲は
18世紀に活躍したドイツの作曲家 ヨハン・セバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach) のトッカータとフーガ・ニ短調(Toccata And Fugue In D Minor)、ロック風にアレンジしたもの。この曲はアルバム「SKY 2」のエンディング曲となっています。


クラシック・ギター界の貴公子が参加するロック・グループとして有名になり、アルバム「SKY 2」のUKチャート1位を頂点に、80年代中期まで活躍したSKY。ジョン・ウィリアムズの参加は1985年まででした。(それ以降もバンドは存続していたみたいですが。)SKYの中では演奏に集中し、アレンジはすれども作曲には携わっていないジョン・ウィリアムズ、クラシック・ギターの大御所であるスペインのアンドレス・セコビア(Andres Segovia)に認められ、セコビアの元で研鑽を積んで台頭を表してくるが、ジョン・ウィリアムズは世界各国で公演を繰り返しているうちに色々な音楽を吸収し、クラシックの世界だけで厳格に指導していくセコビアと食い違うようになり、SKYのようなポピュラー・グループへ参加するようになった。今でも賞賛されるジョン・ウィリアムズのギターだけど、SKYなどに参加していた時期は無駄な回り道だったと言う人も多いらしい。

1978年、ジョン・ウィリアムズは 「カバティーナ(Cavatina)」 をカバーしてヒットさせ、その年にSKYへ参加する事になります。この曲は1970年にStanley Myersが作曲し、同年にヒットしたアメリカのベトナム映画 「ディア・ハンター(The Deer Hunter)」のテーマ曲 となっています。


SKY初期には、もう一人重要なメンバーがいました。キーボードの フランシス・モンクマン(Francis Monkman) 、元カーヴド・エア(Curved Air)のメンバーです。デビューから1972年発売の3rdアルバム「ファンタスマゴリア-ある幻想的な風景(Phantasmagoria)」まで参加し、カーヴド・エア全盛期を支えました。SKYでは1st「SKY 1」と2nd「SKY 2」のみ参加。きらびやかでスペーシーなキーボードがSKYの美しいメロディを後ろから支えていました。カーヴド・エアといえばヴァイオリンの ダリル・ウェイ(Darryl Way) 、2nd「SKY 2」に「Vivaldi」という曲を提供しています。シングル「Toccata」のB面にもなっています。

モンクマンは2nd「SKY 2」では大作「FIFO」を、1st「SKY 1」では6曲のうち半分を作曲しています。Debut Singleとなった1979年5月発売の「キャノンボール(Cannonball)」、モンクマンの作品です。


ところで、ジョン・ウィリアムズで大多数の人が最初に思い出すのが、「ジョーズ」「スター・ウォーズ」「レイダース」「ハリー・ポッター」等、映画音楽作曲家で有名なアメリカのジョン・タウナー・ウィリアムズ(John Towner Williams)さんだと思います。そしてその息子ジョセフ・ウィリアムズ(Joseph Stanley Williams)は元TOTOのヴォーカリスト。でもここで紹介したジョン・ウィリアムズ(John Christopher Williams)さんはクラシック・ギター界第一人者です。