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Go ahead. Ignore me - The Best of Todd Rundgren (1999年)

Something / Anything (1972年)

1992年にUtopiaのREDUXツアーとして来日し、五反田ゆうぽうとのステージで見かけたのを最後に、アルバムを追いかけなくなってしまったTodd Rundgren。写真のようなベスト盤が出ている事は知りませんでした。これはもしかしてTodd Rundgrenの歴史的大傑作 「Something / Anything ? 」の宣伝に使われた写真 では?『さあさあ、オレを無視してみろよ。』ダイナマイトを持ったTodd Rundgrenの写真、という内容だった。こんな表現が使われたのは、もちろん前作「Runt. The Ballad of Todd Rundgren」のセールス大不振。「ローリング・ストーン」や「ロック・マガジン」などに高い評価を得たにも関わらず、Todd Rundgrenのアルバムで最も売れなかったアルバムとなっています。シングルカットされた2曲(「Be Nice to Me」「A Long Time a Long Way to Go」)がアルバムの中でもおとなしい方の曲だったのが問題だったのか、1曲は
Chain Letter でも面白かったのでは、と思ってしまいます。でも自分は好きなアルバムです。



http://www.youtube.com/watch?v=UJVwT9uFDpQ 動画は動きません。
「Something / Anything ?」は2枚組で発売されています。日本ではこのアルバムを1枚に編集し「ハロー・イッツ・ミー」というタイトルで発売しました。何の為に1枚にまとめたのか、よくわかりません・・・。2枚目B面のみ、多くのゲスト・ミュージシャンとセッションしています。2枚目B面の1~2曲目のみ「Something / Anything ?」の中で唯一他人の曲、2曲目の 「風に舞うほこり(Dust in the Wind)」はマーク・(ムーギー)・クリングマン(Mark (Moogy) Klingman)」が作ったもの。 Todd RundgrenがNazz(ナッズ)解散後の再活動としてスタートさせたRunt(ラント)時代からの付き合いであり、1974年10月に発売されたUtopiaの1stアルバムにもメンバーとして在籍しているキーボード奏者です。「Something / Anything ?」からは4曲シングルカットされていますが、この曲は含まれていません。「Wolfman Jack」や「Couldn't I Just tell You」をシングルカットするのだったら「Dust in the Wind」の方が良いのではと思いますが、他人の作ったものだからダメ、という事でしょうか。


後日、 Guns and Roses がカバーして歌っています。
http://www.youtube.com/watch?v=fO7ZC0dOnAA
ちなみに Scorpions はKansasの「Dust in the Wind」をカバーしています。
(こちらの邦題は 「すべては風の中に」 でした。)
http://www.youtube.com/watch?v=ww6ctlP-Xvw
Mark (Moogy) Klingmanの1stソロアルバムに収録されている「Crying in the Sunshine」は、 鈴木祥子 がカバーしてスタジオ・アルバムに収録しています。


高速道路の星(=Deep PurpleのHighway star) など、オリジナル・メロディで日本語直訳歌詞を歌った王様、 「前略、僕です(Hello, It s Me)」 がポニー・キャニオンから発売されたトリビュートアルバム「トッドは真実のスーパースター(全30曲入)」に収録されています。聴きたいのは王様のこの曲だけだったので購入には至りませんでした・・・。1968年Todd RundgrenがNazz(ナッズ)の一員としてデビューした時の1stアルバムからのシングルとして、1972年「Something / Anything ?」からの4枚のシングルの1枚として、1978年「Back to the Bars(未来への回帰・ライブ)」では ホール&オーツ スティーヴィー・ニックス リック・デリンジャー も参加した「Hello, It s Me」です。一番良い録音と思っている「Something / Anything ?」バージョンです。

http://www.youtube.com/watch?v=IbPNbIXGdrA 動画は動きません。


この曲と「Something / Anything ?」1曲目であり、シングルにもなった 瞳の中の愛(I Saw the Light) がTodd Rundgrenの代表曲と言われています。「Something / Anything ?」見開きジャケットの内側に写っているロスの自宅写真。当時はこの場所とIDサウンド・スタジオとの往復だったみたいで、睡眠のための6時間以外はずっと曲を作っていたとTodd Rundgrenは語っています。
『次から次へとアイデアが湧いてきて、作っているのが楽しかったね』
自分もこうありたいものです。「Something / Anything ?」がモンスター・アルバムとなったのがわかるような、Todd Rundgrenのコメントです。2枚目B面サイド以外の1枚目両面、2枚目A面は、全ての演奏をTodd Rundgren一人でやっています。


80年代になってから発売された「トッドのモダン・ポップ黄金狂時代」、英題は「The Ever Tortured Artist Effect」、Tortured Artist= 拷問された芸術家 、邦題からは全く想像できませんが、裏ジャケットでは LPレコードの足かせ をしているTodd Rundgren、レコード会社への失望感、このアルバム発売後にワーナーへ移籍することになります。そのうっぷんを晴らすような曲「一日中ドラムをたたけ(Bang The Drum All Day)」、歌詞を頭に思い浮かべながら聴いていると、この上なく痛快な気分!

http://www.youtube.com/watch?v=zZjavMEeXF4
http://www.youtube.com/watch?v=zZjavMEeXF4 (アルバム・バージョン)

I Don't want to work
I want to bang on the drum all day
I don't want to play
I just wont to bang on the drum all day
・・・

働きたくなんかない
一日じゅうドラムを叩いていたい
遊びたくなんかない
一日じゅうドラムを叩いていたいだけ

小っちゃなガキのころから
キャンディを欲しがったことはない
玩具を欲しがったことはない

棒切れと古いコーヒー缶を持ち出して
手にマメができるまで
そいつをガンガン叩いていた

大きくなるとみんなにバカ呼ばわりされた
担任の女教師に放課後残れと言われた
ちょうど両手で机を叩いているところを
見つかっちまったんだ
でも 俺のプレイがあんまりいかしているんで
さすがの先生も踊りだしたのさ
そんなわけで

毎日仕事から戻ると
イライラしている
なにしろボスが間抜けなんだ
それで スティックを持って納屋へ行き
ボスの顔だと思ってドラムを叩くのさ


バンド編成のUtopiaも含めて、Todd Rundgrenのアルバムは当たり外れがある、と聞いていて、未聴のものが多い。口の悪さで損をしてアルバムの出来とセールスが比例していないアーチストだと思う。それでもマイペースに新たな試みを挑戦していく姿勢、長い間トップ・アーチストでいられる、素晴らしいメロディ・メーカーだと思います。






追記:右が鈴木祥子の7inch EPです。
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