久々に伊坂さんの新作を読みました。

感想としては、正直他作品に比べると微妙かな、といった感じです。

 

序盤・中盤のセリフの伏線回収が綺麗で、伊坂さん作品らしさも感じられましたが、作品自体のボリュームが少ないため物語への没入感が少し足りない気がしました。また、同じくボリュームが少ないがために、伊坂さん作品ならではの終盤の大きなどんでん返しやあっと驚く超展開も今回はやや弱いように感じました(無いわけではないです)。

 

ただ、伊坂さんは新進気鋭の作家さんではなく大御所作家さんであるのに、若い感性で最近の世間で話題となっているAIを題材にしていたり、相変わらずの登場人物たちのおしゃれで軽快な会話があったりと、私の好きな伊坂さんエッセンスも感じることができ、楽しめる部分もたくさんありました。

 

今月末に短編集が出るそうなので、そちらも楽しみに待ちたいと思います。

 

ちなみに私が特に好きな伊坂さん作品は下記です。映像化、漫画化された作品も多く、おすすめですよ。

・オーデュボンの祈り

・砂漠

・ゴールデンスランバー

・モダンタイムス

・マリアビートル

 

<おわり>