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インドネシア電子住民票汚職事件(2017)

e-KTP(Kartu Tanda Penduduk Elektronik/電子住民票)は、Susilo Bambang Yudhoyono (SBY)前大統領時代の2011年に導入されたが、予算500億円の内およそ200億円が、約60人の国会議員と大臣を含む関係者に流れていたことが判明し、続々と起訴されている。

その首謀者とみられるのが、国民議会議長(Ketua DPR)で、Golkar党主のSetya Novantである。

このご仁、正に政治を打ち出の小槌同様に使いこなし蓄財をしてきたとみられるが、今迄致命的なミスをやらなかったようだ。今回はシステムを導入した政府役人と業者が総て白状したらしく、明るみに出てしまった。政権がSBYからJOKOWI大統領に代わっていなければ、有耶無耶になっていたかもしれないが、KPK(汚職撲滅委員会)の組織強化に努め、全面的にサポートしてきたことがこの結果を生んだものと思う。

最高裁の判事まで買収されることが珍しくないので、まだ油断はできないが昨日のニュースでは起訴は間違いなさそうだ。

現在Fahri Hamzah国会副議長がHaku Anket KPKと言ってKPKの情報公開を求める議案提出を画策しているが、これは脛に傷持つ輩が企んでKPKの力を削ぐことを狙っているようで、国民は大反対をしている。この男は先日Sulawesi島のManado市を訪れた際、デモ隊に遮られ空港から一歩も出ることが出来ず、そのままとんぼ返りを余儀なくされているような、議長に負けず劣らぬワル。

Projectの11%がSetya Novantに流れ彼の懐には5%(25億円)が入ったらしい。裁判の成り行きが注目されるが、その前にこの輩、すんなりお縄を頂戴するような人間ではないのでどんな展開が待っているやら、気が気ではない。

三流国日本の安倍劇場も似たようなものなので、他国の汚職体質をどうこう言える柄ではないが、何とかあのワルを裁判に持ち込めそうなので裁かれることを期待してWatchしている。2017/7/18

 

e-KTP プロジェクトを受注した米企業Biomorf Lone社取締りのJohannes MarliemはKPK、FBIから取り調べを受けていたが8/10早朝、西ハリウッドの自宅で死亡が確認された。拳銃による自殺とされているが、身の危険を感じていると漏らしていることからも素直には受け取れないだろう。彼はプロジェクト受注の初めからすべての会議を録音していると言っており賄賂の流れを知る最重要証人の一人であった。

https://www.rappler.com/indonesia/berita/178578-profil-johannes-marliem-saksi-kunci-proyek-ektp

 

そして案の定9/29の予備審問で裁判官(Cepi Iskandar)が抱き込まれたのか、KPK敗訴となり彼は国会議長とゴルカル党首の二つの職に復帰することになった。日本でもモリカケ問題をスルーさせそうな流れになっており、これらのニュースはとても気分を悪くするので暫くTempo/Kompasへのアクセスを休止することとした。

 

11月KPKはSetoya Novantoを再度起訴した。前回も入院したりしててこずらせたが今回も召喚に抵抗しており一時ミッシングという状況にもなったが、逃げ回っている時?交通事故を起こしKPKに病院に連行され異常の有無を確認後逮捕された。大統領に訴えたり騒ぎまくっているが、この往生際の悪さはこの男らしい。インドネシアではここ2-3日Setnovのニュースが溢れている。国会議長職は容疑者とされたためNon activeとなったが、ゴルカル党首の方も党員が批判を強めており今回は罷免又は辞任することになりそうだ。

11/20の時点では、なんとか彼を監獄に追い込めそうな感じがする。