海外レシピで
日本人が間違えがちなこと3つ

海外のおいしそうなレシピを発見! さっそく作ってみたのに、なんか味がイマイチ……。「ちゃんとレシピ通りに作ったはずなのに、どうして?」ってなったことありませんか? 

もしかしたら、分量や温度など、日本とは異なる表記が失敗の原因だったかもしれません!

そこで今回は、在米27年、主婦歴20年になる筆者が、英語圏の情報サイト『Infoplease』『the-first-time-cook.com』を参考に、“レシピ通りに作ったのに激マズッ!”なんてことにならないために、海外レシピで日本人が間違えがちな注意点をご紹介します。

 

■1:分量が違う!

アメリカなどのレシピには、あまり“○○グラム”という表記は見かけません。かわりに、1カップ、1テーブルスプーン、という言い方をしていることが多いです。

ただ、アメリカと日本では、以下のように計量器の分量に違いがあるので、注意が必要です。

(1)日本では、計量カップは1カップが200mlですよね。ところが、アメリカの計量カップは、1カップが約240mlなんです。

ですから、アメリカでは1カップ=240ml=8オンス(oz)となります。ちなみに、目安として1オンス=30mlと思っていただければよいでしょう。

(2)軽量スプーンについても、日本では、大さじ、小さじ、がありますよね。

これをアメリカ式にすると、大さじ(15ml)は“テーブルスプーン”(15ml)、小さじ(5ml)は”ティースプーン”(5ml)という表記となります。

 

■2:温度が違う!

西洋料理では、よくオーブンを使いますよね。ただし日本のように摂氏(°C)ではなく華氏(°F)表示なので、わかりにくいはずです。以下に簡単な換算の目安についてご紹介しますね。

(1)120°C=250°F

(2)150°C=300°F

(3)180°C=350°F

(4)200°C=400°F

(5)240℃=475°F

 

■3:調味料が違う!

調味料についても多少の差があります。知っておいたほうが便利な事を、ご紹介しますね。

(1)砂糖・・・日本では主に“上白糖”を使いますが、海外で主に使われている“グラニュー糖”と比べると、同じ量でも甘さが少し強いため、上白糖を使う場合には、少なめにしましょう。

ちなみに、アメリカのレシピに登場する“ブラウンシュガー”は、精製された上白糖にモラセス(糖蜜)で茶色く色づけしたものが多いようです。

(2)塩・・・アメリカでは普通の塩(岩塩を精製した粒の小さい塩)、海塩(シーソルト)、岩塩(コーシャーソルト)が主です。海塩は、日本の物と大差はありませんが、よくレシピにでてくるコーシャーソルトは、岩塩で、粒の大きい物のことをさします。

 

以上、“海外レシピで日本人が間違えがちな注意点”を3つ紹介しましたが、いかがでしたか?

ちょっとした違いでも、味に差がでる事がありますから、ご注意くださいね。これを参考にして、ぜひ、これからも海外のレシピに挑戦してみてください!


記事お借りしました



にゃるほど~
ちょっとお勉強になった
おフランスで購入した洋菓子の本
材料の数字が
唯でさえ数字に弱いのにね
ケーブルテレビにしてから、海外フード番組を見る機会が増えました
わりと大雑把な調理法で単純ところが好きです
手の込んだ調理法は、自分流で省略し必ずと言っていいほど失敗しちゃうけど…性格上「めんどくさがりや」が抜けましぇん
それでも想像の翼を広げ(どっかのセリフ拝借)こんな感じの味だろうなぁといつもの大味になっています(苦笑)
計量させきちんとすれば、あとは経験と勘で
だね