・メンバーに、作業内容、納期、金額等の指示を的確に与えられない。箇条書きにすることができない

新規の案件が来ている場合、その条件に見合ったメンバーを募集するために、募集内容を分かりやすく見やすく伝えるのは、リーダーとして当たり前のことだ。
どのような作業内容か、納期はいつか、報酬はいくらなのか。このようなことを箇条書きにできず、クライアントとのやりとりを、文章にして伝えるリーダーがいる。まるで自分が大きなクライアントと仕事をしていることを自慢するかのように。それじゃあ用件は伝わらないのだが、自分ではまったく気づいていない。

・自分の意見をまとめて述べることができない

上記のように箇条書きができないリーダーは、自分の意見もうまく伝えられない場合が多い。うだうだと長いメールを書き、自分の思いを理解してもらおうと思うようだが、メンバーはそんな無駄なメールは求めていない。

・メンバーの意見を聞き入れることができない

自分の意見をまとめられないリーダーは、メンバーの意見を聞き入れて、まとめることができない場合も多い。
自分の頭の中で整理ができないために、「あの人がああ言ってた」「この人がこう言ってた」と、意見を書いたメンバーのメールを、部外者にまで転送し、陰口をたたく。そのメンバーと直接話し合って、詳しく内容を確認することすらできないリーダー。おっかなびっくりで、自分を正当化したい、ただの女グループの悪口大会のよう。


・聞かれたことに、白黒の判断をつけられない

メンバーからの質問に対して、返答できない。即答できないものは、「調べて回答します」ということすら伝えられない。しまいには、「気づかなくてごめんなさい」とはぐらかす。メールのチェックはしてるのか?


・間違えた時に謝ることができない

自分の間違いだったことを素直に謝れることほど気持ちのいいことはない。しかし、それをクライアントのせいにしたり、間違っていないと言い張って謝らないリーダーがいるのも事実。
クライアントの都合で納期が変わった場合などは仕方ないが、リーダーの管理ミスでスムーズに仕事ができない場合はどうか?
一つの大きな仕事をグループで終えた場合、次の仕事につなげるためにも、自分の力量(管理能力)がどのくらいだったのか、客観的に振り返ってみてはどうか。

先日、「集中力がなくなってきたので…」と
勝手に納品を次の朝に延ばしたAさん。
実はこの後、自分の最終納品日を勘違いし、1日遅く納品した。

途中で納品日を勝手にずらされ、被害を受けていたBさんは、

Aさんに「最終納品日は厳守して」と念押しのメールをしてあった。

それにもかかわらず、Aさんは最終の納品日を1日勘違いしていた。

これにはBさんも憤慨。

怒るのも無理はない。

念を押しておいたにもかかわらず、

納期を6時間過ぎても7時間過ぎても

納品してこない。

真夜中だし、Aさんの自宅に連絡するわけにもいかない。


呆れたBさんは、次の日、このグループのリーダーに

「これ以上一緒に作業はできない」と辞退を申し出た。


何事が起こったかと目を丸くし、Aさんに納品を催促したリーダー。

このリーダー、途中で納品が遅れたことにも気づいていないし、

その日がAさんの最終納品日だったことさえも気にとめていなかったのだ。

しまいには、自分の管理不足を棚に上げて

同じグループ内でも直接その作業に関わっていない人にまで電話をし、

「(途中で納期が遅れたことに)ぜんぜん気がつかなかったのよ」と

お情けちょうだい、「みんな、私は悪くないの」と言わんばかりに

言い訳をしていた。


グループでトラブったなら、

当事者同士で解決しなよ。

部外者に電話しまくるなんて、

反則だろ!


リーダーさん、そういう人を、そのまま見過ごしていいんですか?


グループワークの場合、Aさんが原稿を書いて、Bさんがチェック、

あるいはAさん、Bさんともが原稿を書いて、お互いに交換してチェックする

という作業が行われることがある。


ところがAさんがこの原稿の納期を守らなかった場合どうなるか。

当然Bさんの仕事にも影響してくる。


Aさん、納期を2時間ほどすぎてからのメール


A「集中力がなくなってきたので、明日朝一にチェックしてアップします」


申し訳ありませんの一言もない。

この日の朝Bさんは、原稿が来ているものと思っていたが、このメールを見て愕然とした。

Aさんが夜中に原稿をアップし、Bさんが朝に作業する…ということは、

今までのグループワークの流れから分かっていることだった。


それより何より、Aさんはこの作業の納期まで3日間も日にちがあった。

1日もあれば十分終わるような作業を、3日目の夜ギリギリに行い、最後にはこのメール。

Bさんが怒り出すのも無理はない。

Bさんが作業できなければ、全体の納期も遅れるのだ。



このグループ、他の仕事の時にも同じようなことが起こった。


Cさんの書いた原稿をDさんが校正し、メールで納品するという仕事。
Cさんは、Dさんに校正用の原稿を提出する納期を1日間違えた。

そして一方的に


「明日だと思っていました。明日納品させてください」と、

グループのメーリングリストにメールを流した。

Dさんは他の仕事も抱えていて、びっしりスケジュールを組んでいる。

そこにこのメール。

結局Dさんは、それ以降のスケジュールを組み直して作業しなければならず、かなりの迷惑を受けた。


こういうメンバーが発生するのは、メンバー一人一人の質はもちろんだが、

そのグループをまとめるリーダーにも問題がある。

納期を勝手に変更したこの二人に対しても、リーダーは何一つ注意をしなかった。

通常であれば、グループワークの流れ作業そのものに影響するこういうトラブルについては、

リーダーが一言カツを入れるものだ。


最悪、こういうことが起こってからであっても、

「今後このようなことがないように」と、厳重に注意すべきだ。


それができないこのリーダー、実は自らもよくクライアントへの納期を間違えて、

その期日までに間に合わせようと、焦ってメンバーに作業をさせたり、

納期ギリギリまでその仕事そのものを忘れていた、ということもよくあるのだ。


「類を以て集まる」とはよく言ったものだ。
このリーダーの未熟さに気づいた者は、自然とこのグループから離れていっている。