3 判りにくい症状2 | 普通がいいの

普通がいいの

内弁慶のヨーキー兄ワンコとお外大好きトイプーちびワンコ 微妙に仲良しなのよん

輸血の件ともう一つ、手配しておかないとすぐには手に入らないかもしれない免疫抑制剤を手配していいかと聞かれました

免疫抑制剤には、すぐに効くけど長くは使えないものと、効き始めるのに時間はかかるけど長く使えるものと2種類あるのだそうです

ステロイドや抗生剤では快方に向かわず、もし輸血でも数字が上がらなければ免疫抑制剤を使いたいけど輸血後に手配したのでは間に合わないかもしれないという状況でした

「使わずにすんで無駄になってもお支払いしますので」と手配をお願いしました


その日の午後に面会に行くと、迎えに来たと勘違いしたのか「待ってたですの~」とケージの奥から前に出てきて、柵の間からお鼻が出るくらい寄ってきました

まだたった一晩なのに歩き方に力がなくなったような…

「今日はまだ帰れないからね」と言うと、滅多にしないほどのすごくいいお座りをして「今日帰るですよ!」と訴えてるようでした

私が集中治療室を出るまでずっといいお座りをしてこちらを見てました

連れて帰れないの…ごめんね


「飼い主さんは毎日面会に来てください」という方針の病院なので、もちろん次の日も面会に行きました

まだ2日目だというのに、奥から出てきません

呼ぶと寄っては来たけれど、昨日とは違って期待してない表情でした

血液の数字は輸血した割には上がってません

ただ、お願いしてた免疫抑制剤は「ちょうど何とかで…(良く覚えてません)」すぐに手に入ったそうです


2日後の朝、「思うように数字が上がらないのでもう一度輸血したい」と連絡がありました

2度目だとショックを起こす可能性もあると聞いた事があるので確認しました

確かに可能性はあるけどまだ抗体が出来てないので確率は低いのと、抗体が出来てしまってからでは輸血できなくなるということなので2度目の輸血をお願いしました

しんどいのか怒ってるのか、もう面会に行っても奥から出てきません

目だけで「どうせ一人で帰っちゃうんでしょ」と言ってるようでした


毎日「何がいけなかったのか」「何を見落としたのか」と考えてました

土曜日に緊急入院したのですが、金曜日のチビワンコは…ご飯も全部食べたしウ○チもいいウ○チでした

そう言えば、お散歩のときのチッチの量がいつもより多かった

考えたらその前の日もチッチの量は多かったかもしれない

私にはお散歩中に抱っことは滅多に言わないのに抱っこをせがんだ

でも甘甘の家人とのお散歩中は何度も抱っこをせがむと言ってたので、とうとう私にも要求するようになったか…くらいに思ってしまった


前日の夜に足がふらついたのを見てなければ、デカワンコの薬をもらいに行く予定がなければ、少々元気が無くても1日や2日は様子をみたと思います

8年前に同じ病気にかかったヨーキーを飼ってる友人が居るので、その時にワンコにも貧血があるのだと知りました

それを聞いてなかったら血液検査も思いつかなかったかもしれません


つづく