もう、随分と前の事だし、誰もブログなんてみてないから書いちゃおうかな。。。
君とは夏に初めてあったのをおぼえているかい?
その年の秋に母が腰の手術をして、術後のリハビリを始めようとした矢先に体調を崩した。
検査の結果はすい臓がん。
余命は1年とのことだった。
気落ちした母を励ましたり、精密検査に立ち会ったり、休みの日は君に逢いに行けなくなってしまった。
それでも、何回か時間を作って逢いに行こうとして、高速バスのチケットを何回か予約したりしていたんだ。
だけど、逢いに行こうとしていた日にちが近づいてくると母の具合が悪くなったり、病院の先生から呼び出されたりで逢いに行けなくなってしまった。
君とは電話したり、lineをしたりして逢いたい気持ちを紛らわせていた。
年が明けて、バレンタインデーが近づいてきた時に
君が「チョコを買ったよ」って。。。
とても嬉しかった。
クリスマスのプレゼントも母の事で貰えなかったし、久しぶりに逢えると思ったんだ。
でも、母の容体は日が経つにつれて、どんどんと悪くなってしまい、逢いに行く時間がなくなってしまった。
自分の誕生日も来るし、本当に本当に逢いたかった
自分の誕生日の翌々日、母は旅立った
それからはお葬式の事やこれからの事。
49日法要の事。新盆のこと等
やらなくてはいけないこと。決めなくてはいけないことが多くて、君に逢う時間や電話やlineする時間もなかなかとれなかった。
自分としては君に慰めて貰いたかった。
君に「大変だったね。よく頑張ったね」と言ってほしかった
母の葬儀が終わって、ひと段落したころに電話をかけたんだ。
君は男友達と遊ぶからと言って、なかなか電話に出なかったね。
自分も色々とフラストレーションが溜まっていたし、何より君と逢ってたくさん話をしたいと思っていたから電話口で怒ってしまった。
今考えれば、君も辛かっただろうし、寂しくもあっただろうし、将来の事も真剣に考えていたのだろうね。
あんなこと言わなかったらよかったと思うよ
「もう一度だけ会ってくれるかな」と言ったら、「わかった」と君は言ってくれたよね?
あの時はその言葉だけが自分を支えてくれていたんだ。
もう一度だけ君に逢えると。。。
母の納骨が終わり、やっと時間が出来てきた
あの日、君を驚かそうと思って、仕事が早く終わった日に君が働いている街に行ったんだ。
君に仕事が終わったら駅まできてくれないか?と。。。
一目だけでもいいから最後に一度だけ君と逢いたかったんだ。。。
1分でも30秒でもいいから君に逢いたかった
君の姿や顔を目に焼き付けたかった
最後に君に「ありがとう」と言いたかった
もう会うこともないだろうけど「またね」って言いたかった
君がいてくれたおかげで随分と気持ちが救われていたから
でも会ってはくれなかった
約束を守ってはくれなかった
そんなことになるだろうとは、思ってはいたけど、現実になると辛いもんだね
今だから言うけど君と話したり、逢ったりしているとすごく心が落ち着いたよ
どんなことでもしてあげたいと思ったし、生き別れたソウルメイトに逢えたような気がしてた
出来ることならずっとずっと一緒にいたかったよ
君が今、幸せでいてくれることを願ってる
多分君がこのブログをみることなんかないだろうからね
見たら見たで気持ち悪って友達に言っているんだろうしね。。。
「もう二度と逢うことはないだろうけどまたね」
君はjokerだから人の気持ちなんかわからないだろうけど
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えたような気がしていたんだ。