インターネットを使ったビジネス全般をさしますが、
物販系のビジネスが取り組みやすいので勧めている方が多いです。
私もその一人でしたが・・・
実際のところ収益はどうなのでしょうか？
大きな会社組織では輸入や輸出、
またはリアルなショップを持っている方が、インターネットのショップサイトを作って、
販売するのが一般的です。
個人では、Amazonや楽天、ヤフオクで転売するのが簡単です。
簡単に取り組めるので参入する方も多く、
一時期は「仕入れ」のためにブックオフで「せどらー」がぞろぞろなんて言うことも有りました。
私がセドリを始めたのが一昨年のことでしたが、
二年ほどやってみて撤退することに決めました。
私がやっていたセドリは、
ブックオフ等で安い商品を探して、Amazonで販売する方法です。
Amazonでは保管から発送までを請け負ってくれる、
FBAというシステムが有り、商品を送ってしまえば、後はお任せという気軽さで、
一時期は月商で２～３０万円ほどの売り上げが有りました。
毎日毎日ブックオフに出かけては、バーコードリーダーでピコピコやっては、
Amazonに発送していました。
しかし売れる商品が有れば売れない商品も有る訳で、
なかなか売れない商品が在庫として残ったり、
資金ぐりで、値段を下げて売ったりと収益が悪化してしまったのです。
そこで仕入れを停止。
しばらくは送った商品がぽちぽち売れていましたが、
Amazonから保管手数料だけが請求される様になってしまいました。
そこで、いったん在庫を引き上げることに。
一時期在庫が１０００以上有ったものが、残りは１００個くらいです。
もちろん今でもうまくやっている方もいるかと思いますが、
誰でも気軽に始めて儲かる、って言うことは現在は無いと思います。
セドリがこれまではやる前は、
ブックオフで普通に１００円コーナーで良い本がいっぱい有りました。
ただ単に仕入れから時間が経った程度の良い本が、
いわゆる「ところてん」で単Cコーナーに移動されていたのです。
その頃はプロパーの棚と単Cの棚に同じ本が平気で並んでいましたし、
かえって単Cの方の本の方が程度が良いことも有りましたから・・・
何のビジネスでもそうですが、リスクを考えないとだめだってことです。
在庫を持たないといけないビジネスや普通に労働（仕入れ）を
しなければいけないビジネスは継続するのが難しいです。
セドリを経験したことで学んだことはたくさん有ります、
これからセドリを開始したい人はリスクをしっかり認識してやってくださいね。
