観て参りました。
スタジオライフ『天守物語』
@紀伊國屋ホール


スタジオライフ版、って感じでしたね~。


泉鏡花を崇拝しておりますので何パターンか観ておりますが、今までは原作通りの台詞のお芝居ばかりでしたのが、今回はかなり異色?というのかな?


粗筋は同じ。
でも言葉は言い換えられていまして、かなりわかりやすい表現。


ただ、私としては鏡花の言葉の気持ちよさが味わえなくて少しばかり残念ではありました。


鏡花のお芝居は観客を置いていってしまうの???という独特の世界観と台詞回しも味だと思っているので(笑)


あと、舞台が姫路城じゃないんですね。


だから富姫も刑部姫というよりも、悲しい最期を迎えたどこぞの姫様、というのが象徴的に導入されていまして、ふむふむ、そこを押してくるのね、とか、台詞にも「ジャパンの~のようね」みたいなのがあって、なんだか不思議空間でした。


あ、白鷺の表現がかなり美しかったです。


そして、音楽。
良かったです。


BUCK-TICKの今井さん、っていわれると「なるほど」って思う感じのロックでした。


ちなみに、ばくちく、って打ったらちゃんとBUCK-TICKって変換されてちょっと感動(笑)


でも、色々書きましたが『天守物語』はやっぱりいいお話だなぁ、と思いましたニコニコ


…で、スタジオライフと言えば客席の高校生(『OZ』のトラウマで私が勝手に思っているだけですが爆弾)


今日もいました。
前回ほどの人数ではなかったですが…


やたら笑ってました。
コントを見ているがごとくに(笑)


笑いにきているのか?
もしくは箸が転がっても可笑しい年頃だからしょうがないのか???
私の感性がおばちゃんになってしまったから気になるのかしらん?????


うーん(ーー;)