精力剤なんとしてでも振り向かせたい男性がいると、いろんなものに頼ることを考えるのは世の女子の常。占いやおまじない、パワーストーン、香水など、女子が大好きなツールは世の中にたくさん溢れていますね。
なかでも、香水が好きな人は日によってつける香りを変えたりするので、フェロモン香水に興味を持つ女子も多いのでは? しかし、フェロモンと聞くと、何だかうさんくさいと感じてしまったりしますよね。そこでフェロモンについて調べてみたところ、面白い結果が出たのでご紹介します。
■フェロモンはコミュニケーションの手段
まず、昆虫が分泌するフェロモンの働きはきちんと科学的にも解明されていて、どんな種類の成分がどのように有効であるのかもわかっています。(※1)実は昆虫のほとんどがコミュニケーションの手段としてフェロモンを使っているのです。メスがオスを引き寄せるのはもちろん、使い方も昆虫によって多種多様。中には女王蜂のようにフェロモンで階級を作り、狙った獲物を捕まえて離さず、死ぬまで働かせるような昆虫もいるのです。
■本当に女王蜂のフェロモンで思いのままになるの!?
そんな女王蜂のフェロモンが含まれた香水に配合されているのは、『起動フェロモン』という成分。これは人間でいうところのフェニルエチルアミン(※2)と呼ばれる物質で、恋愛中に、脳内に分泌されやすい物質なのです。ただ、女王蜂のフェロモンは、“働き蜂の育成や行動を抑制するもの”。確かにこれが人間にも応用できれば、自分のいいようにコントロールしてしまうということですが、それが本当だとしたら夢のようですよね。
とは言え、男性とオス蜂は大きく違います。オス蜂はそもそも自力で生きていけない、交尾するだけの存在。なので、起動フェロモンが人間にも応用できたとしても、異性を引き付ける作用は特に無いものと考えられます。
■やっぱり、どんな相手でも思いのままということはありえない!
とは言え、フェロモンは昆虫のものだけではなく、哺乳類や爬虫類にも存在しています。WikipED精力剤効果iaのフェロモンに書かれているページを読むと、「ヒトに対してのフェロモンの存在も見つかり、研究がなされている」とあるので、今後は人間にも効果のあるフェロモンについての発表もあると思います。(※3)とは言え、まだまだフェロモンの効果に関しては、不確定な部分が多いといわれているのも事実です。
みなさんご存じのように、人間という生き物はずいぶん複雑に出来ています。人によって好き嫌いは違い、日によって欲しいものも異なります。このような人間の複雑さがフェロモンに問題。昆虫のフェロモンを研究している杉江元先生によると、昆虫と違ってひとつの成分に対してすべての人が同じ行動を取るとは限らないので、必ずしも効果が出るとは限らないのだそうです。(※4)
なので、射止めたい相手をフェロモン香水やサプリで落とせるかどうかはクジに当たるようなものかもしれません。また、例え効果があることがわかったとしても、それを使用していたら、予想もしなかった相手に言い寄られてしまう可能性もありえます。以上のことから、一か八かで女王蜂のフェロモンに期待するようなことはせず、自力で女を磨いた方が良さそうです。
【参考】
※1. 宮崎県病害虫防除・肥料検査センター(病害虫防除)