1か月半ぶりに、自宅に戻って一週間。
友人のライヴに行ったり、引越したばかりの友人宅で酔っぱらって寝てしまったり、諸星大二郎の「妖怪ハンター」を読みふけったりして、久しぶりにのんびり過ごしました
ハウステンボスも異空間というか異国情緒漂う街並みも素敵だったけど、
帰りに立ち寄った長崎市内も、山の斜面にたくさんの家が建っている光景、路面電車、レトロでかわいいお店が立ち並ぶ街並みは、ファンタジーの世界にいるようで、私には、とても魅力的でした
だけど、一番心に残ったのは、やっぱり原爆資料館でした。
修学旅行で私は二度行ったことがありましたが、あれから20年経っていたので、すっかり近代的になっていて、映像での説明と、原子爆弾の構造などが詳しく説明してあったり、すべてのものが英訳してあったり、老若男女、外国の方々にも、とても分かりやすくなっていました。
とても美しかった街と、そこに暮らす多くの人々が、「殺された」という言葉だけでは、表現しきれない、内側から破壊される、やり方で、一瞬にして殺されたこと、日本人として、同じ人間として、どうしてこんな目にあわされなければいけなかったのか、あわせなければいけなかったのか、不条理さに対しての悔しさを感じました。
この惨劇を目にして、まだ核を保有すると言えるだろうかと思います。
日本人として世界中の人々に原爆資料館を見てもらいたいと強く思いました。
世界中の人々が、他人ごとではなく常に自分のことのように、世界中の人々の、「愛と平和」を願うことができる、そんな世界がくる日を祈ります。
夜のドムトールン(ハウステンボス)