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テーマ毎に分類していますので、興味のある記事を読んでいただけたら嬉しいです。
今回のテーマは、「ソナチネアルバム1の人気曲ベスト5」です。
ソナチネアルバムは、ピアノを習っている人にはお馴染みなのに、ピアノを習っていないクラシックファンの人には殆ど知られていないという隠れた名曲集です。
第1位:No.9 第1楽章 クレメンティ
ソナチネアルバムには、ソナチネ以外の曲も多く収録されていて、素敵な曲がたくさんあります。
ソナチネは、初心者にも弾きやすいのが魅力の1つですが、この曲はソナチネという垣根を越えて音楽的にも素晴らしい一曲です。
この曲は、明るくて軽快であり、技術的にも難しくないので、弾くのが楽しいと感じます。
しかし、spiritosoの意味は、「元気に満ちた、機知に富んだ、場に応じて当意即妙な対応」です。
機知に富んだ演奏を求められているとしたら、もしかして実は難しい曲なのかもしれません。
もし、藤田真央さんが演奏したら、どんな曲になるのだろう?と勝手に妄想してわくわくします。
第2位:No.30 メンデルスゾーン
カプリチオと題された自由な曲です。ソナチネアルバムは、殆どが古典派の曲で占められています。
その中でドイツ・ロマン派のメンデルスゾーンは貴重な存在です。
ちょっと難しいですが、弾くのが面白いです。
a mollで陰湿な空気を漂わせつつ、最後の2小節はA durで救われます。
第3位:No.13 第1楽章 ハイドン
ソナタなので、ソナチネアルバムの中では長い曲です。
自然の美しさを表現しているのではないかと解釈し、木漏れ日や風で木の葉の擦れる様子を想像しながら弾いています。
作品番号は、hob.XVI35です。ハイドンの曲は、作品番号のついていないものが多いのでホーボーケンさんが整理し、ホーボーケン番号をつけました。
XVIなどのギリシャ数字は分類を表わし、XVIはピアノソナタです。
第4位:No.14 第2楽章 モーツァルト
モーツァルトの有名なピアノソナタk.545です。今回は、第1楽章ではなく第2楽章を選びました。
この曲を弾いていると、優しい空間に包まれます。いつでも穏やかな気分で演奏できます。
フリードリヒ・グルダさんが独自のアレンジを加えた演奏をしたことでも注目を集めました。
第5位:No.21 ハイドン
弦楽四重奏曲op.74-2 (弦楽四重奏曲73番)の第4楽章です。ちなみに、隣のページに載っているNo.20は同曲の第2楽章です。
ピアノは1人で弾きますが、仲良し4人組が楽しく演奏している様子を想像しながら弾いて楽しんでいます。
ソナチネアルバムには曲名や作品番号が記載されていないので、YouTuberやYouTube Musicをひたすら聴いて、曲名を調べるのに苦労しました。
まとめ
習っている頃はソナチネアルバムの魅力をわかっていませんでしたが、大人になって改めて弾いてみたら名曲揃いでした。
今回紹介しなかった曲も素敵な曲なので、皆さんのベスト5曲を見つけてください。
この記事が少しでもお役に立てば嬉しいです。
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