中国から個人が商材を輸入してオークションやネットショップで販売するビジネスモデルが隠れた人気になっている事を皆さんはごぞんじですか?

もともと私自身はある企業の中国駐在員で、3年前まではサラリーマンをしていました。
中国国内でも北京、上海、シンセンにはそれぞれ約2年間住んだ経験もあります。
そして何の事件も起こらなければ、これを呼んでいただいている大多数の皆さんと同様、
そのまま会社からの安定した給料で定年までをつつがなく過ごしていたと思います。

そして、そんな私が最後に駐在していた中国・シンセンで、パソコンの部品を買った事が
後の転機になりました。
当時の中国と言えば急激な経済成長の始まりで、中国製の品質の悪さは有名だったので
私自身も中国で生産される製品には何の希望も求めてはいませんでした。

ただ、その部品が日本で買う値段の1/5と言う魅力に惹かれて衝動買いしただけでした。
しかし帰宅してそれを使ってみると当たり前ですが何の不具合もありません。

そこでこの部品を10個買って日本のオークションで売ってみた所、あっという間に完売してしまいました。購入価格は当時の日本円で約1000円、部品自体はカード程度の大きさだったので10枚の送料は約1500円。日本での販売価格は約5000円だったので仕入れから販売・入金まで約10日で差額の38500円が儲かった事になります。

それからは週末の休みのたびごとにショップに買い物に行く生活が続いた事はいうまでも有りません。
この事で私は商売の基本である「安く買って高く売る」が実現できる環境に自分がいる事に初めて気付いたのでした。

それから既に3年。
今の中国製品の品質は昔に比べても格段に良くなっているにもかかわらず、現地価格は相変わらず日本の5割、物によっては3割以下の価格で普通に売られています。

初めにも書いた中国個人輸入の流行は、日本からの移動時間が4時間弱の場所にこういう巨大な仕入先が有る事に、そろそろみなさんが気付き始めた証拠だと思っています。

そして、今や中国社会のインターネット基盤の成長で、昔のように仕入れのために現地に出向く必要もなくなり、在宅で輸入ビジネスを展開する事も可能になっています。

このブログでは以前の中国駐在員経験や、輸入ビジネスにはまった3年間のネタを書いていきたいと思っています。

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