今日からアメリカの多くの会社はサンクスギビングホリデーで4連休です。
日本では今週の月曜日、火曜日がお休みだった人が多かったみたいですね。
休みの日って寝坊できるんで好きなんですが、寝すぎると損した気がしちゃうんですよね。
でも寝坊しないと休んだ気がしないし。。。
さて、武道や武術をしていると「体軸」とか「体の中心」という言葉を聞きます。
Youtubeやテレビといったメディアでも「身体操作」の中で解説されているので、何となく理解が一般の方々にも広まっていると思います。
でも、実際どういうものなんでしょうか。
と言う訳で、今回は体の中心とか軸について僕の理解している事の一部を書きます。
抽象的な表現もあるかと思いますが、ご容赦下さい。
人間の身体って300以上の骨のピースで出来ていて、それが靭帯やら筋肉やらで繋がっているそうです。 人体(骨格)標本を触った事がある人は分かると思いますが、グネグネで全くまとまりがありません。
で、我々が普通に動かしている「グネグネの身体」に「軸を通すってどいういう事?」って話なんですが、僕は全身を繋げる事、そして武術的には自分の体の中心と重心を知る事だと思っています。 勿論、物理的に頭のてっぺんから背骨や仙骨を繋ぐような軸も含まれます。
立つことが出来れば、それだけで身体は動かせている訳ですし軸もあるはずですよね。
でも武術的に動くにはそれだけでは不十分な訳で、体をつなぐ為のちょっとだけ特別なポイントが必要になります。
ここで型が出てきます、型にはそういったポイントを練習させる要素が多いと思います。
例えば詠春拳だと小念頭という最初に習う型が該当します。
では、型を練習する時にどこに意識するポイントとは何か。
基本の動作の注意点はそれぞれの流派や武術で異なりますから省きますが、詠春拳の場合だと分かりやすく言えばまずは背骨です。
型をするとき、構える時にまずはおおざっぱに仙骨(尾てい骨)と頭頂(百会というツボのちょっと後ろあたり)が一本の棒になったようなイメージを持ちます。
次に慣れてきたら上丹田(眉の間くらい)、中丹田(みぞおちあたり)、下丹田(おへそのちょっと下)が繋がったようなイメージを持ちます。
まずは漠然とで良いので、無駄な力を抜いて(これ大事)、背骨をまっすぐに3つの丹田をつなげる様にする。 それから最初は椅子に座ってフットワークを使わないと感覚がつかみやすいかも知れません。 座って練習するのは身体、特に腰の力を抜くのに役立つと思います。(昔、足を怪我して立って練習できない時に気づきました、お勧めです)
ちなみに詠春拳の先生の中には「全身の関節を意識して動かせるようする。関節は靭帯で繋がり、筋肉で動く。だから、全身の関節・筋肉が随意に動けば全身の関節が連動して強烈な力を出すことが出来る」と言っている方がいますが、それが出来る前提として、頭頂と仙骨を繋げ、さらに上中下丹田を繋げる意識(ベース)が必要となります。
武術や武道に限らず、体を動かす全てのフィットネスに共通していると思いますが、練習の時に勢いやスピードに流されずに、意識しながら丁寧に動かすという事が上達のコツなのではないでしょうか。(無理して怪我するという事も減りますし)
スピーディに動いているように見えるものでも、実は丁寧に動いているというイメージです。
最後に身体がまとまっているかどうかを確認するには、武術であれば鏡の前で突きや蹴りをやってみてください。首を力ませずに突きや蹴りをして、頭が揺れなければOKです。
僕は「髪の毛以外は揺れてはいけない」と習いました。(結構、難しいですよ)
くれぐれも無理せず、楽しく、自分の習っている事と気長につきあいましょう。
それから年齢も身体能力も関係ありません、長く続ければ必ず高いレベルに到達します。
継続は力なりです、お互いに怪我しないように頑張りましょう!