ご無沙汰しています。
日本はコロナが上手くコントロールできているみたいですね。
「良かった!」って心から思っています。
ちなみにアメリカは微妙な感じです。今は落ち着いていますが、いつ次の波が来るのかと皆ナーバスになっています。(インフレもひどいですし)
さて、気が付けば3カ月程更新していなかったんですが、その間にはいろいろな事が事がありました。 特に仕事でドタバタしていて、気持ちの上で余裕が無かったんです。
「そんな事で?情けない…」というのはありますが、心の持ち方というかメンタルって結構日常に影響しませんか。
以前、「心術」というある種「オカルト」っぽいものが古流武術では伝わっていると聞きました。 僕の専門の詠春拳にもそれに似たものがある様です。
今風に言えば「気持ちの持ち方」という感じなんですかね。
とはいえ、自分よりも「遥かに強い入門者」を「ヘナヘナの骨抜き」の様な人にして翻弄するとかというのを見た事が有りますので、武術的な技として存在している様には思います。
僕ですか?できません(笑)
僕自身はいわゆる心術を学んだ事が無いので、来年は香港で絶対に聞いてみようと思っています。何だか面白そうですし。
それにどんな時にも動じない、焦らない、慌てない強い心が欲しいです。
皆さんそう思っているかもしれませんが。
話は変わりますが、僕は以前武術を練習していると急に怖くなる瞬間がありました。それは自分の先生や先輩、つまり自分よりも強いと思っている人が、予想以上に厳しく自分に応じてきた時によく感じましたね。
極端な例ですが、むかし香港で練習している時にこんな事がありました。
2回目に香港訪問した初日に今迄、ものすごく優しかった兄弟子がチーサオ(スパーリングの様なもの)をしている時に僕をガンガン攻めてくる、実際に当ててくるようになったんです。
青アザなんてもんじゃなく本気で身体を壊されるような恐怖を感じました。
その翌日も朝の挨拶も無視されていきなりチーサオ。逃げ帰る訳にもいかずに練習していたんですが、気が付くと泣いてました。正確にいうと、涙が勝手に出ていました。(その時、僕は47歳!)
「負けてたまるか、こんな所で壊されてたまるか」と思って必死に戦ってました。(勿論、練習ですから、お互いに急所を意図的に攻撃する様な事はしてませんよ)
ただ、子供みたいに涙流しながら練習していたんです。
涙が勝手に流れていたのは2日目の最初だけ、四日目くらいからは緊張感は相変わらずですが、相手の事が怖くなくなりました。
敵意ではない不思議な「油断のない感覚」とでも言うんでしょうか。 その感覚が出始めてからは、突然トリッキーな事をされても逆に打ち返すような事も出来るようになったんですが、その時に兄弟子がようやく笑顔で「それでよし、練習の成果を出せるようになったね」と言いました。
この事があって以来、いろいろと考え方が変わりました。
僕が思うに日々一生懸命練習していると「身に付ける」事は出来ても、実際に活用できるかどうかには別のもの、つまり「心」も身体と同じくらい鍛えられていないといけないし、逆に心だけもダメなんじゃないかと。
つい先週まで気持ちに余裕が無く、ドタバタしていたのに偉そうな事を書いてすいません。
でもここ数日、細かい事を気にせずに「なんとかなる、今までだってなんとかなった」と思う様にしていると気持ちが楽になってきました。自然体で物事に向かえるというか。
武術に限らず、何をするにしても実はそれ自体がもの凄いストレスなのかも知れませんね。
今迄やった事がない事なら、なおさらストレス以外の何物でもないと思います。
最近はコロナだけではなく、環境がコロコロと変わる。しかもスピードが速くなってきている様な気がします。 こんな時だからこそ、自分を信じて気楽に負けないように現状と向き合っていきたいです。(ホント、偉そうにすいません)
今年もあっと言う間に年末になりそうですね。季節の変わり目、体調を崩しやすい時期ですが、お互いに楽しく元気よく、前向きに頑張りましょう!