ついに運命の日がやってきた。
親子二人三脚で駆け抜けた日々が、もうすぐ終わりを迎えようとしている。
二人三脚、という言葉が、うちの場合は本当にしっくりくる。
長男は小6の秋から志望校別対策を週一で受けただけで、ほとんど家庭学習で受験勉強をしてきた。
夏休みや冬休みもずっと家で勉強していた。
頼る人もいなければ切磋琢磨できる仲間もいない。
親子ともに孤独な戦いだったと思う。
途中で反抗期がやってきて、もう全てがぐちゃぐちゃで、家族全員から笑顔が消えたときもあった。
だけど、それもこれも全部乗り越えて、長男はいま最後の試験を受けている。
そして、この最後の試験中に、熱望校の合格発表がある。
私は時間になると、一駅先のお店で待機。
まずは2日の学校の発表から。
サイトを開くと、合格者の一覧が出た。
目を滑らせるようにして番号を探す。
ない。
くまなく探しても、長男の番号はなかった。
はぁー、ダメだったか。とがっかりはしたけど、そこまで落ち込まなかった。
問題の相性が悪い学校だったし、あんまり対策できてなかったからな。とダメだった理由がどんどん出てくる。
だけど、本命の学校は違う。
他の学校の対策を後回しにしてまで、全力で頑張ってきた。どこに受からなくてもいいけれど、ここだけは絶対に合格したい!と最後の最後まで粘ってきて、入試の2週間前にようやく手応えを感じ始めたのだ。
だから、どうか合格していてほしい!
そう思うと、発表の時間が近付くにつれ、心臓がバクバクしてきた。