Mil gracias por todo!!

Mil gracias por todo!!

日本から遠~い 遠~い 国に飛び出して

いったい 何があるのだろう・・・

素敵な出会いを求めて。

en Honduras。

Amebaでブログを始めよう!

今日、学校で最後の学校行事(?)がありました。

(これから、「さいごの・・・」が続くのだろうな。。。)

ホンジュラスは「○○の日」と、お祝いごとをするのが好きで、毎月一回は何かの日があります。

そして、今日も。

本当は来週の土曜日の予定だったらしいけど、わたしがいないということで急きょ、一週間はやめてくれ、わたしのお別れ会も兼ねて。


ちょうど一年前、同じ行事があったな・・・と懐かしくなりました。


Mil gracias por todo!!


いつもはにぎやかな6年生も、きれいに整列して入場。

おきまりのダンサーの衣装を着て。


Mil gracias por todo!!

おきまりの開会。

国歌に、呪文のような神にかかげる言葉。
1年7カ月、聞いてきたな…、としんみり。


Mil gracias por todo!!

続いて、出し物。

音楽に合わせて踊る。


Mil gracias por todo!!

なんじゃこりゃ・・・。という出し物も。(袋をかぶって、踊る…)


わたしへ、ということで、2年生の男の子がわたしのために歌ってくれました。(と言っても実は、歌うふり。笑)


Mil gracias por todo!!

替え歌も作ってくれ、歌ってくれました。


全校生、全員に対して、さよならを言うのは今日が最後。

だから、みんなの前で、スピーチもしました。

今日はなぜか緊張はせず。

ただ、ありがとう、と伝えてきました。


最後に、みんなとハグ(抱きしめる)して。

まだ、来週もいるけど、まだ実感わかないけど、やっぱり涙が出てさみしくなりました。


先生たちとハグしてたとき・・・

今は打ち解けたけど、ある時期、ちょっとしたいざこざで関係が悪くなっていた先生が、一言。

「ずっと前、ごめんね。」と。

お互い、関係が悪くなって、修復に時間がかかって、でも時間が解決してくれました。

でも、本当は二人とも気にしていていて、今日、本当に打ち解けたのかも。

別れの前に修復できてよかったです。


あと学校に行けるのも、数えると6日。

一週間をきりました。


Mil gracias por todo!!

みんなにもらった、賞状。手作りの歌詞。フォルクロリカ(伝統舞踊)のCD。かべかけ。ひょうたんの置物(?)

手に鳥が乗っている置物。(お別れの意味があるらしい。)ホンジュラスのピンバッチ。


なんだかもらってばっかり。

私こそ、感謝を伝えなきゃいけないのに。


ありがとう。








ずっと、あたためていたものラブラブ

ホンジュラスに来る前に勤めていた学校の子どもたちに書いてもらっていた絵。

今日、やっと、ホンジュラスの子どもたちにお披露目しました。笑

私の中での勝手なプロジェクト。

ホンジュラスの子どもたちと日本の子どもたちが絵を通して友達になること。

まずは、日本のこどもたちが描いてくれていた絵の紹介。

好きなことや好きなもの、将来の夢。

あらためて絵を見ると、「そうそう、この子、好きだったな~」と、ちょっと懐かしくなったりして。


Mil gracias por todo!!

で、その絵をホンジュラスの子どもたちに一人ひとりプレゼント。

「日本の友達に自分の好きなことや好きなもの、将来の夢を紹介しよう」
これが、今回のテーマ。

普通なら、絶対、出会わない。

知ることもない。

でも、絵を通して、友達になれたら素敵じゃない?!と思うのです。

「この絵、ぼくの部屋に貼るよ。大事にするよ。」って。

ホンジュラスの子どもたち、会ったこともない自分の友達に向けて一生懸命、絵を描いてくれました。


Mil gracias por todo!!


1ヶ月後、日本に持って帰ります。

日本の子どもたちの反応はどうかな。

楽しみです≧(´▽`)≦

ここでの活動で、目標にしていた、目指していた活動。

ESTUDIO DE LA CLASE(授業研究)。

去年のクーデター事件により、活動は中断されあきらめていた活動。

でも、授業が再開して、なんとか1度は実施。

さ、もう一回・・・と思ったら、年度終了。。。

ということで、手を出しつつ、中途半端に終わってしまっていたのです。

なので、今年度がスタートして、どうしても取り入れ、帰国前になんとかもう一回は実施して、先生たちの意識向上につなげたかったんです。

「日本からのお客さん」をえさに、先生たちに提案。

意味もわからず、無理やり。

やることに意味があると思ったのです。

授業をするアルバ・モンヘ先生は、去年から少しづつ私と働いて、練習してきた先生。でも、みんなの前で授業をするのは初めて。しかも、3年生。(去年は2年生)

当日、授業見学をするはずの先生は、他のクラスの3年生の先生と去年授業研究の経験者である先生ひとりと、教頭先生とわたし。

だったはずなのに、なぜか、教頭先生が高学年の先生を呼び、本格的な授業研究会になっていたのです。(゜д゜;)

「聞いてない~!緊張するよ。」って、アルバ・モンヘ先生。

「私も聞いてない~。でも、大丈夫。できる、できる。」と励ましつつ、心の中ではありゃま~(@Д@;

でも、さすが!

前回のときも思ったのですが、やはり彼らは教員なのです。

やるときにはやる!そして、実は力を持っているのです。

3か月もバカシオネス(休み)があったのに、私が伝えていたこと、ちゃんと覚えて生かしてくれてましたっ( ´艸`)

教材もしっかり準備して、さすが、見込んだだけはある!(偉そうに…。。。)


Mil gracias por todo!!

終わった~!!!!と、ほっ。


でも、何よりうれしかったのは、授業後の評価会。

実は3年生の先生には、自分に自信のある、ちょっと頑固な先生がいるのです。

何度も、何度も口説いて、でもなかなか伝えたいことが伝わらず、自分の考えや方法を変えることができない人。

確かに、わかります。

こんな若僧に、しかもめちゃくちゃなスペイン語で説明されても…。

でも、その先生が、

「ほんとうに、いい授業だった。私は、ずっと算数を教えてきた。でも、わたしの授業は子どもたちの活動がなかった。アルバ・モンヘ先生から学んだ。」「ありがとう」って。


Mil gracias por todo!!


あ、伝わった、って思いました。アルバ・モンヘ先生を通して私の伝えたかったことも。

やっぱり、言葉だけじゃなくて、活動を通して伝わります。

子どもの変化で伝わります。


少しづつ、少しづつ、ここの先生の変化が見られるようになりました。

もうすぐ、帰国です。

定着までは見届けられないのが残念で仕方がありません。

でも、続けていってほしい。

何か、残ってほしい。

やっぱり、そう思ってしまいます。