【♂七瀬】時同じ頃…
俺は…再会してしまった!
まさか…
こんな事って…
特殊能力を持つ物通し…
単なる偶然か…
この状況をさてどうする…
♂稲垣は『俺プレゼントとか買った事ないから一緒に選んでくれょ』
♀栗崎が『私達なんかで良ければお供させて下さい!』
何か様子がおかしいな♀栗崎って子…
なるほどね…
♀栗崎って子は♂稲垣に好意があるのか
♂稲垣と♀栗崎は二人でパルコに入ってった
♀川原さん達は何しに来たんですか?
と尋ねると『冬休みだから遊びに来たんです』
そーなんだ…
仕方なく俺等もパルコへ…
無事にプレゼントを買い終わって♀栗崎が♂稲垣の携帯の番号とアドレスを聞きたがってる
♂稲垣ちょっと…
『何だょ…?』
♀栗崎さんが携帯番号教えてって言われても教えんなょ…
『何で?』
理由は…
言えない…
とにかく♂稲垣には♀西原が居るんだから気軽に教えない方が良いと思うよ
納得しない表情で♀川原と♀栗崎の所に戻ったら
♀栗崎が『あの♂稲垣君…』
食い気味に♀川原が『♀栗崎さん辞めときなょ』
『そだよね…いや何でもないです…』
♂稲垣が『♂七瀬…今のもしかして…』
だから言ったろ…
予想通り♀栗崎は♂稲垣に聞こうとした…
そして別れ際に♀栗崎の財布から何か落ちた
ん?
これ落とし物
一枚の写真だ
あれ…
♂稲垣これ…
『ん?』
『あっすいません、落としちゃいました~』
俺と♂稲垣がビックリした…
あの…
この写真の人と知り合い?
♀川原が『昨日台場でたまたま花火やってる人達が居て私達も交ぜてもらったんです』
そなんだ…
二人は改札に消えてった…
なぁ♂稲垣…
どぅ思う…
『似すぎだよな…』
その写真の中には…
中学三年の時に白血病で逝ってしまった♀野牛そっくりな子が写っていた…
『似てるだけだょ…気にする事はない!』
そーだよな…
彼女はもぅこの世界には居ないんだ
まぁとりあえずあの二人が帰ってくれて安心だ…
『もしかして♂七瀬って予知能力とかあったりする?』
いや予知能力じゃなくて人の心が読めるなんて
言えないから…
何となくの雰囲気でそーゆーの分かるょ…
ついにクリスマス
昼過ぎに♀鈴木と待ち合わせ
所沢から池袋のサンシャインの水族館へ
周りもカップルばっかり
『デート久しぶりだね☆』
そうだな…
最近全然逢えてなかったしやっぱり俺には
この人なんだな
そぅ思える…
けど…
俺はこの日の為に六本木ヒルズのレストランの予約をしてた
周りはイルミネーションが綺麗で久々にドキドキする
今日くらいはタバコは辞めておこう
なぁ♀鈴木…
人間には予知能力とか予兆ってあるよね…
『うん!何か勘と言うか感覚的なものってある』
俺はたぶんそーゆー能力が優れてると自分で思う
『♂七瀬君は予兆じゃなくて人の心が読める様だょ!それはたぶん他人の立場になって物事を考えてるからだと私は想うな☆』
そか…
そーゆー言いまわしをすれば良いのか…
レストランに着いて
周りは大人ばかり
こんな高い店に高校生なんて場違いだけど
金はある…
『私こんな高級なとこ来た事ないょ!』
俺もだょ…
でも今日は今までの人生で一番大切な日にしたい
『嬉しい…私♂七瀬君に愛されて幸せだよ!』
あっ!!
忘れた…
プレゼントを家に…
『いいよプレゼントなんて今日じゃなくても。側に居れるだけで』
って言いながらF48からの夜景を見ながら肩に顔を乗せた…
ずっとこのままで居たい…
何だかんだバタバタしてる高校生活
いつも波乱なみんなの人生と共に生きてるから
あんまり夜遅くなると♀鈴木の親にこれ以上悪印象を与える訳にいかない
22:00が過ぎて
そろそろ帰るか…
『私…今日は帰りたくない…』
えっ?
まさかの急展開…
どうしよう…
俺等は…
ラブホテルの前に居た…
何故こんな事に…
でもおかしな事ではないか…
たくさん部屋がある…
どれが良いんだろう…
♀鈴木選んでいいょ…
『じゃあこれ!』
受付の人が鍵をくれた…
部屋に入って恥ずかしくて♀鈴木も喋らない
でも♀鈴木は望んでる
でもどーしたら良いのか分からない
とりあえず俺は風呂に入った
どうしよう…
こんな事になるとは予想外だ…
風呂から出て♀鈴木は『私も!』って風呂に目も合わせずに入ってった…
♀鈴木が風呂から出て来た…
でかいベットに二人で寄り添って
『こんな風に一緒に寝るの家出した中学三年の終わりの時みたいだね』
あぁ
そんな事もあったな…
二人でTVを見てたら…
♀鈴木は寝てしまった…
内心ホッとした…
気がついた頃には朝で♀鈴木は携帯をいじってた
おはよう
『ごめん私…疲れて寝ちゃった』
いいよ…
せっかくだからイブの翌日の今日も
二人で出掛けよう…
俺等は手を繋いでラブホテルを出た
【♀木下】時同じ頃…
私は家族、三人で円満に過ごしてる
地元のスーパーで働いて
でも…
4ケ月前に…
♂香取君にメールをしたあの切ない気持ちは一瞬たりとも忘れた事はない…
でも私は…
やっぱり親を裏切れない…
このままで良いんだ…
あの幻の様な♂香取と過ごした時間の事を…
親は失踪した時に何処で何してたのかは…
未だに聞いてこない…
私は最近PCのネットをよくやる
そんな中で〔もしも他人の心が読める特殊能力があったら〕って物語を書いてる人の小説がおもしろい
まるで私みたいな他人の心を変えられるみたいな感じでもある
私はよくそこに読んだら感想を書き込む
そしたらその人から返事が来た
その人の名前は♂冨沢翼
{いつも読んでくれて有難うございます…頑張って更新しますんでまた是非読んで下さい}
この人が書いてるのは…
現実味もあるし空想な気もする…
でも…
私みたいに特殊能力を持ってる人って他に居てもおかしくないなぁ…
みんな言わないだけで…
まさか…
その物語の中で特殊能力を持つ物通しは不気味な感覚を覚えると言う
もしこの空想の様な物語通りだったら
あの♂七瀬って人はそうかもしれない…
まさかね…
【♀川原】時同じ頃…
広島で正月を迎えてた私
もぅすぐで三年生か
私は大学には行かずに就職したいな
♀栗崎からメールで《初詣に今から行かない?》
誘いにのって私は行った
二日でも凄い人だな
『もぅすぐで三年だね!今年もよろしくね』
そしたら♂加藤にバッタリ遭遇した
いつもならしつこいくらいに言い寄ってくるのに何故か私達を避けて何処かに行った
二人で謎に思ってると誰かが私の所へ
あっ…
この人こないだ東京に行く時に追い掛けて来た人だ
『俺マジなんだ!』
ってかまず名前言いなょ
『俺は光陽高校の♂水島!』
あっ聞いた事ある…
この辺りでは有名な不良だ
だから♂加藤は逃げたのか
『私好きな人が居るから他の人は興味ないから!』
そしたら♂水島が『何処の誰?』
『東京の人!こんな田舎とは違うんだよね~』
『どんな奴かは知らないけど俺とまず友達に…』
しつこい人だなぁ…
『行為があるとか下心があるって分かっててなれる訳ないでしょ!ってか邪魔しないでょ』
♂水島は泣く泣く去ってった…
『ごめん♀(川原)小梅いつも変な奴が』
いいよそんなの…
いつもの事じゃない!
『そうそう知ってる?最近携帯小説ってのが流行ってて主人公が♀(川原)小梅みたいな特殊能力を持ってる人のお話なんだってさぁ…』
へえ…
書いてる人は持ち主なのかなぁ…
『私は読んでないけど♀(川原)小梅読んでみたら?』
そだね…
ちょっと興味あるな…
私は家に帰ってPCで検索したら出て来た
タイトルはUNMASK
特殊能力を持つ物語
間違いない…
いろんな人の感想が書いてある
読んでみると…
これ作り話にしては出来すぎてる
これは単なる空想かな…
私は書いてるホムペのメールBOXの♂冨沢って人にメールしてみた
〔この物語は単なる空想ですか?〕
って…
翌日返事が来た
〔メール有難うございます。よく読者の方から聞かれるんですが空想ですよ。特殊能力なんてあるわけないです〕
って…
〔信じるか信じないかは自由ですが。私そーゆー能力あるんです〕
って送ったら…
まったく返事が来なかった…
やっぱ信じれないよね…
彼が書いてるのは想像の世界だし
冬休みも終わり学校へ
三学期はあまり行かないから楽だな
ってか勉強しなくちゃ…
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