場所

The Camden Head

地下鉄Northern Line Angel駅からUpper Streetを北へ向かって徒歩5分。Islington Green(公園)を右斜めに入って行くと良い感じのパブが見えます。裏通りですがこの辺りにはパブ、レストランなどがあるためいつも賑やかです。1849年までさかのぼれるパブで、外観、内装など古いままです。古くしかも状態が良いことからリステッドパブとなっています。内装や外装を後世に残してゆくためにの改装工事に厳しい制限がかかっています。修繕工事は良いのですが改装で窓枠を変えたり、色をかえたりしちゃダメですよとなっています。ちなみにここにはおばけ も出るようですから改装して古いものがなくなるとおばけにとっても住みにくくなることも考慮されています?。アランシュガー もこのパブを褒めちぎっていてThe pub has everythingと言うコメントを残しています。





良い感じのパブです。バーも蹄鉄の形で(U字のカウンター)よく使い込まれています。最近のパブはガラス(窓ガラスや隣の席とを分けるパテ-ションなど)に模様が付いているなと思って近くで見てみるとそれがシールなことが多いんです。ここのガラスは本当にガラス自体にに模様が付いています。彫られていると言うのでしょうか。ここに照明の光が反射してきれいだったりします。また、ビアガーデンは気持ちが良いほど表にあります。よくあるのは店に入り、バーを越えて一番奥のトイレのドアの横を通りすぎてゆくと裏庭がビアガーデン手言うのが多いんですけど、ここは店に入る前からここに座って飲みたいと思わせるビアガーデンがあります。天気が良い日はやっぱり外で飲むのがおいしいですよね。






スタッフ

ほとんどが若いスタッフですが悪くないです。お客の数が多いので場慣れしている感じがします。






客層、環境

場所柄やはり年齢層は若めです。30代前後が仕事の仲間や遊び友達と来るのでしょう。またゲイカップル、レズビアンカップルなども見受けられます。来ている服は皆さんきれいです。ここも男性はTシャツやジーンズが多いのですが靴はきれいな高そうなものをはいている人が多いように見えます。オタクっぽい人はいません。他のパブのようにパブの主みたいな人もいません。若い人が集まる街なのでその人たちの入れ替わりが続き、ある程度の年齢になるとその人たちは来なくなってしまいます。若いうちは街中の会社へ近かったり、遊び場所がたくさんあるエリアに住み、結婚し子供ができるくらいになると少し落ち着きもう少し広めのロンドンの郊外などへ引っ越す。。そんな絵が見える感じです。




きれいさ

もともとが古い建物なのでわかりにくいですがきれいです。




トイレ

忘れました。あんまり覚えていないと言ったほうが正しいかも。




飲み物

ここで飲んだのはギネスでしたが、味は可も無く不可もなく。エクストラコールドのみだったので、ギネスの味が好きと言う変わり者(私?)は来ないのでしょう。。料金は2パイントで9.5ポンドくらいですから、ここもロンドンプライス。

総合

見た感じがとてもきれいですので、日本から友だちが来たときになど連れて行くと“オー“っとなるパブです。中で飲んでも良いし、天気が良ければビアガーデンも良いでしょう。でも何かぐっと来るものがない??何か抜けてるような気がします。田舎のパブに多い地元意識っていうか、良い年の人たちがいないと言うか。いつ来ても若い人で賑わっているのはお店にとってもとても良いことだし、お店の戦略も上手くいっているのでしょう。でも建物や内装が古いだけであって人から伝わってくる歴史みたいなものが無いんです。まあ、こんなロンドンの中心でそんなことを期待するのは間違っているかも知れません。でもこんなにきれいな古い建物が残っているのに、、と残念に思ってしまいます。そんなこと言ってもお勧めパブです。